「順番にご案内させていただいております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「順番にご案内させていただいております」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「順番にご案内させていただいております」について解説をします。

「順番にご案内させていただいております」とは?意味

順序に従って案内をしています、という意味です。

「順番」は、順序に従って物事をすること、またその順序を意味します。

「ご案内」「案内」「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。

「案内」には、取り次ぐこと、道や場所などを知らない人にその場所などを知らせること、事情などを知らせることという意味があります。

「ご」をつけることで、案内を受ける人に敬意を表す言い方になります。

「させていただい」「させていただく」のことで、相手に許しを求めて遠慮しながらその行為を行う意を込めて、相手に敬意を表す言い方です。

「ております」「ている」の丁寧な言い方で、現在の状態を表します。

「順番にご案内させていただいております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、待っている人に対して述べるものです。

受付窓口のことで説明をします。

ある事柄の受けつけをしてもらいたく、多くの人が集まっています。

受けつけをして欲しい人は番号表を受け取り、自分の番になるまで待っている必要があります。

しかし、多くの人が待っているので、なかなか自分の番にまわってきません。

それに対してイライラを感じた人がおり、受付係に「順番はまだなのか」と質問をしてきました。

このようなときに、順番通りに行っていますという意味で、「順番にご案内させていただいております」と質問を受けた側が使用します。

「させていただく」は相手に許しを求めるときに使用するもので、許しを求める必要がないなら「ご案内をいたしております」のような言い方になります。


「順番にご案内させていただいております」を使った例文

・『順番にご案内させていただいております。申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください』

「順番にご案内させていただいております」の返答や返信例

順番に従って案内を行っているので、いずれ自分の番になります。

自分だけ先に案内してもらうということはできないので、自分の番になるまで待っていましょう。

自分だけ優先してもらうのは、他の待っている人たちにも案内をしている人にも迷惑をかけます。

他の人たちも同じように待っているので、自分も待っていましょう。

静かに待っていることが望ましいです。

待つことにクレームをいうのは望ましくありません。

まとめ

この言葉は、順番を待ってもらっている人に対して述べるものです。

待たせて迷惑をかけたり、相手が怒ったりしていることがあるので、相手をこれ以上不快にさせないように丁寧に述べるように心がけましょう。