「謹んで初春のお慶びを申し上げます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「謹んで初春のお慶びを申し上げます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「謹んで初春のお慶びを申し上げます」について解説をします。

「謹んで初春のお慶びを申し上げます」とは?意味

新しい年を喜ぶ気持ちを敬意を込めて表したものです。

「謹んで」は、敬意をもって礼儀正しく丁寧に物事をするさまを表す語です。

かしこまってといった意味になります。

「初春」は新年という意味です。

1月はまだまだ寒い季節で春を感じられませんが、旧暦では1月から3月までは春とされており、1月は春のはじめなので「初春」といいます。

「お慶び」は、よろこぶことという意味です。

「喜び」「悦び」「歓び」などの書き方もありますが、おめでたいときには「慶」の漢字が使われることが多いです。

「申し上げます」「言う」の謙譲語になります。

「謹んで初春のお慶びを申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、新年のあいさつとして使用をします。

「謹んで」には、敬意をもって礼儀正しく丁寧に物事をするさまを表す意があります。

このような表現をすることで、目上の人に対して敬意を表すことができます。

「申し上げます」「言う」の謙譲語で敬意を表しているのですが、「謹んで」と入れた方がより敬意を表すことができます。

「謹賀新年」「謹」という漢字を使用しており、敬意や丁寧の気持ちを込めた言葉です。

敬意を示し、丁寧な意を込めることで、礼儀になかったあいさつとなります。

「謹んで」は敬意を込めた言葉なので、自分よりも下の立場の者に対しては、「初春のお慶びを申し上げます」とすることもあります。

年賀状は定型文になってしまいがちですが、自分の言葉を使うと気持ちがより伝わります。

昨年お世話になったことや、今年の抱負などを述べてもよいでしょう。


「謹んで初春のお慶びを申し上げます」を使った例文

・『謹んで初春のお慶びを申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします』

「謹んで初春のお慶びを申し上げます」の返答や返信例

年賀状に書かれており、まだこちらから出していない場合は、年賀状を出すようにします。

仕事がはじまっている場合ならば、直接本人に新年のあいさつを伝えてもよいでしょう。

すでに年賀状を出しているなら、こちらから再度出す必要はありません。

口頭の場合なら、こちらからも新年をよろこぶ気持ちを伝えましょう。

改まったあいさつなので、自分よりも下の立場の者であっても、敬意を表す言葉遣いをしても違和感はありません。

まとめ

この言葉は、新年のあいさつの際に使用をします。

目上の人にあいさつをするときには、敬意を表す言葉を添えるようにしましょう。

新年のあいさつには、さまざまなものがあるので、その場にあわせて使い分けてみてください。