「決して」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「決して」とは?
「決して」は、「絶対に」や「何があっても」などの意味で使用できる言葉です。
この言葉を使用する際には、打ち消しの言葉を組み合わせます。
たとえば「決して断ってはいけない」とすれば、「絶対に断ってはいけない」との意味になります。
逆に言えば「決して断る」という使い方はできません。
なお、これは「絶対に断る」であれば成立します。
そのため、打ち消しの言葉と組み合わせて使用するのが、「決して」の特性と言えるのです。
なお、これは「けっして」とも「けして」とも読む事ができます。
「決して」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「決して」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある仕事を部下にお願いしていたとします。
しかし、その部下は、中途半端な内容で手を打とうとしていたのでした。
このような場合には、「決して妥協してはいけません」と述べるとよいでしょう。
これにより、絶対に妥協してはいけないことを、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「決して」の使い方に注意しましょう。
これは、「絶対に」や「何があっても」などで代替できます。
しかし、「決して」を使う場合には、打ち消しの言葉とセットで使用するべきなのです。
それぞれの言葉の特性を踏まえて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「決して」を使った例文
「決して」を使った例文を挙げます。
例文のように、打消しを示す表現を続けて述べると、自然な使い方ができるのです。
・『今回の件については、決して妥協してはいけません』
・『私達が開発したサービスを、決して安売りしないでください』
・『あまりに難しいため、言葉では決して表現できないでしょう』
「決して」の類語と敬語での言いかえ
それでは「決して」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「決して」の類似表現
「決して」の類似表現には、「絶対に」があります。
「決して」と「絶対に」は、打ち消しの言葉を組み合わせる場合において、同じような使い方ができるのです。
「決して」の敬語表現
「決して」を単独で敬意後にはできません。
これを敬語表現にする場合は、言葉を組み合わせて使用するとよいでしょう。
たとえば、「決して来てはいけません」とすれば、丁寧語を使った敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「決して」は、「絶対に」や「何があっても」などの意味で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
