「締めのご挨拶をお願いいたします」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「締めのご挨拶をお願いいたします」とは?
「締めのご挨拶をお願いいたします」は、何かの会を終わらせるような場面で使用できる言葉です。
「締めのご挨拶」とは、何かの会を終了させるための挨拶を示します。
この役割は、年長者や最も職位の高い者、または最も重要な人物などが担うのが一般的です。
ここでは、そのような相手に対して「締めのご挨拶をお願いいたします」という言葉で挨拶を依頼しているのです。
なお、「お願いいたします」は、「お願いする」が変形したものです。
これに謙譲語の「いたす」と丁寧語の「ます」が付与されたのが、「お願いいたします」なのです。
「締めのご挨拶をお願いいたします」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「締めのご挨拶をお願いいたします」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、会社で懇親会があったとします。
そして、懇親会の最後には部長から挨拶をもらおうと考えたのです。
このような場合には、「もしよろしければ、締めのご挨拶をお願いいたします」と述べるとよいでしょう。
これにより、懇親会を終わらせるための挨拶を、上手にお願いできるのです。
この言葉を使用する際には、「お願いいたします」の使い方に注意しましょう。
ここから謙譲語の意味を除外すれば「お願いします」になります。
また、よりかしこまった表現にすれば「お願い申し上げます」のようにする事もできます。
相手や状況に合わせて、適切な言葉を選択して使用するとよいでしょう。
「締めのご挨拶をお願いいたします」を使った例文
「締めのご挨拶をお願いいたします」を使った例文を挙げます。
例文のように、冒頭に少し言葉を加えると、自然な文章を作り出す事ができます。
・『部長から、締めのご挨拶をお願いいたします』
・『差し支えなければ、締めのご挨拶をお願いいたします』
・『もしよろしければ、締めのご挨拶をお願いいたします』
「締めのご挨拶をお願いいたします」の類語と敬語での言いかえ
「締めのご挨拶をお願いいたします」の類語と敬語を解説していきます。
「締めのご挨拶をお願いいたします」の類似表現
「締めのご挨拶をお願いいたします」の類似表現には、「クロージングのご挨拶をお願いいたします」があります。
「締めの」と「クロージングの」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「締めのご挨拶をお願いいたします」の敬語表現
「締めのご挨拶をお願いいたします」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「締めのご挨拶をお願い申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「締めのご挨拶をお願いいたします」は、何かの会を終わらせるような場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。