「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」とは?
この言葉は、応募が多い場合には抽選にすることを伝達するフレーズです。
「応募多数」は
「応募が多数あること」を意味します。
そして「応募」は「募集に応じること」であり、「多数」は「数が多いこと」を意味します。
つまり、応募が多い場合のことを「応募多数の場合」と表現しているのです。
また、「場合」は仮定表現として使用できます。
そして、ここでは仮定した条件の下で、「抽選とさせていただきます」と述べているのです。
これは、「抽選とさせてもらう」を謙譲語と丁寧語で言い換えたものです。
そして「抽選」とは、「くじ引き」のことを意味する言葉なのです。
「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、社内で公募することにしたとします。
しかし、その募集は希望者が多くなると推察できたのでした。
このような場合には、「今回の募集に関しまして、応募多数の場合は抽選とさせていただきます」と述べるとよいでしょう。
これにより、応募が多いようだったら抽選にすることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「抽選とさせていただきます」の使い方に注意しましょう。
これは、「抽選といたします」で置き換える事が可能です。
どちらも謙譲表現ですが、言い換えたほうがシンプルな表現になるのです。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に説明などを付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『今回の公募について、応募多数の場合は抽選とさせていただきます』
・『採用に関しまして、応募多数の場合は抽選とさせていただきます』
・『合否につきまして、応募多数の場合は抽選とさせていただきます』
「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語での言いかえを説明します。
「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「応募が多い場合は抽選とさせていただきます」があります。
「応募多数の場合」と「応募が多い場合」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「応募多数の場合は抽選といたします」のように言いかえできます。
まとめ
このように「応募多数の場合は抽選とさせていただきます」は、応募が多い場合には抽選にすることを伝達するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。