「つつがなくお過ごしくださいませ」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「つつがなくお過ごしくださいませ」とは?
「つつがなくお過ごしくださいませ」は、無事に過ごしてほしい場面で使用できるフレーズです。
「つつがない」とは、「無事なこと」を意味します。
これを「つつがなく」とすれば、「無事に」と同等の意味になるのです。
また、「お過ごしください」は、「過ごしてくれ」を尊敬語にしたものです。
このようにすれば、相手に敬意を表しながら、何らかの行為を要求できます。
なお、語尾を「くださいませ」にすれば、相手に行動を促すような表現になります。
これは、丁寧語の語尾である「ます」が変形したものなのです。
「つつがなくお過ごしくださいませ」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「つつがなくお過ごしくださいませ」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、先輩が転職することになったとします。
そのため、先輩の無事を願う気持ちを相手に伝達することにしたのです。
このような場合には、「大変なことも多いと思いますが、つつがなくお過ごしくださいませ」と述べるとよいでしょう。
これにより、無事で健康的に過ごしてほしいことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「お過ごしくださいませ」の使い方に注意しましょう。
これは、「過ごしてくださいませ」で置き換える事も可能です。
どちらも同じ意味ですが、印象の違う表現にできるのです。
使用する状況によって、上手に使い分けるとよいでしょう。
「つつがなくお過ごしくださいませ」を使った例文
「つつがなくお過ごしくださいませ」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『どうか、つつがなくお過ごしくださいませ』
・『大変だと思いますが、つつがなくお過ごしくださいませ』
・『これから寒くなってまいりますが、つつがなくお過ごしくださいませ』
「つつがなくお過ごしくださいませ」の類語と敬語での言いかえ
「つつがなくお過ごしくださいませ」の類語と敬語を解説していきます。
「つつがなくお過ごしくださいませ」の類似表現
「つつがなくお過ごしくださいませ」の類似表現には、「無事にお過ごしくださいませ」があります。
「つつがなく」と「無事に」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「つつがなくお過ごしくださいませ」の敬語表現
「つつがなくお過ごしくださいませ」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「つつがなく過ごしてくださいませ」に言いかえできます。
まとめ
このように「つつがなくお過ごしくださいませ」は、無事に過ごしてほしい場面で使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。