「ご登録いただければ幸いでございます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご登録いただければ幸いでございます」とは?
これは、相手に登録してもらいたい場面で使用できる言葉です。
「登録」は、「帳簿などに記載すること」を意味します。
これが転じて、「システムなどでデータを記録すること」の意味でも使用されます。
ここでは接頭語を使って「ご登録」としています。
これにより、相手に敬意を示しているのです。
また、「いただければ」は、謙譲語の「いただく」に仮定の「れば」を付与したものです。
さらに「幸いでございます」は、「嬉しい」という内容を丁寧に言い換えたものと言えるのです。
「ご登録いただければ幸いでございます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある顧客に自社サービスの会員になってほしいと考えたとします。
そのため、まずは会員登録してもらいたいと考えたのでした。
このような場合には、「もしよろしければ、会員情報をご登録いただければ幸いでございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に登録してもらいたいことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「幸いでございます」の使い方に注意しましょう。
これは「幸甚です」や「幸いです」などで置き換える事ができます。
どれも同じような使い方ができますが、印象の違う表現になるのです。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「ご登録いただければ幸いでございます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に登録する対象などを付け加えると、より分かりやすい表現にできるのです。
・『必要事項のみ、ご登録いただければ幸いでございます』
・『まずは会員情報を、ご登録いただければ幸いでございます』
・『差し支えない範囲で情報を、ご登録いただければ幸いでございます』
「ご登録いただければ幸いでございます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ご登録いただければ幸いでございます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「ご登録いただければ嬉しいです」があります。
「幸いです」と「嬉しいです」は、同じような意味合いで使用できるのです。
「ご登録いただければ幸いでございます」の敬語表現
「ご登録いただければ幸いでございます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご登録くださいますと幸いです」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご登録いただければ幸いでございます」は、相手に登録してもらいたい場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。