「控えるようお願い申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「控えるようお願い申し上げます」とは?
「控えるようお願い申し上げます」は、敬意を示すべき相手に何かを遠慮してほしい場合に使用できる言葉です。
「控える」とは、「遠慮する」との意味で使用できます。
これは、「言動を遠慮すること」や「何かをしないようにすること」の意味で使用できる言葉なのです。
また、「お願い申し上げます」は「お願いする」が変形したものです。
「お願いする」を謙譲語にすれば「お願いいたします」となります。
これを、さらに敬意の程度を強くしたのが、「お願い申し上げます」という言葉なのです。
「控えるようお願い申し上げます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「控えるようお願い申し上げます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、上司がタバコを吸っていたとします。
しかし、その場所は禁煙エリアなのでした。
このような場合には、「大変恐縮ですが、この場所ではおタバコを控えるようお願い申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、タバコを吸わないようにしてほしいことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「お願い申し上げます」の使い方に注意するとよいでしょう。
これは、「お願いいたします」や「お願いします」で置き換える事も可能です。
使用する相手や状況に合わせて、適切な敬語表現を選択する必要があるのです。
「控えるようお願い申し上げます」を使った例文
「控えるようお願い申し上げます」を使った例文を挙げます。
例文のように、控えてほしい対象を先に述べると、自然で分かりやすい文章を作成できるのです。
・『勝手な行動は、控えるようお願い申し上げます』
・『ここでのおタバコは、控えるようお願い申し上げます』
・『議題に関係のない発言は、控えるようお願い申し上げます』
「控えるようお願い申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
「控えるようお願い申し上げます」の類語と敬語を解説していきます。
「控えるようお願い申し上げます」の類似表現
「控えるようお願い申し上げます」の類似表現には、「遠慮するようお願い申し上げます」があります。
「控える」と「遠慮する」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「控えるようお願い申し上げます」の敬語表現
「控えるようお願い申し上げます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お控えいただきますようお願い申し上げます」に言いかえできます。
まとめ
このように「控えるようお願い申し上げます」は、敬意を示すべき相手に何かを遠慮してほしい場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。