「今回は遠慮させていただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「今回は遠慮させていただきます」とは?
「今回は遠慮させていただきます」は、何かを辞退するような場面で使用できる言葉です。
「今回」とは、「今の回」のことです。
これが過去のものであれば「前回」となり、未来のものであれば「次回」となります。
また、「遠慮させていただきます」は、「辞退する」や「不参加とする」などの意味で使用できる言葉です。
つまり、何かをしないことを遠回しに表現したのが「遠慮させていただきます」なのです。
なお、ここでは謙譲語の「いただく」を使用しています。
これによって、自分の行為をへりくだって表現しているのです。
「今回は遠慮させていただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「今回は遠慮させていただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある仕事の誘いを受けたとします。
しかし、他の仕事で手いっぱいで、新しい仕事を受ける余裕がないのでした。
このような場合には、「大変恐縮ですが、今回は遠慮させていただきます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手からの申し出を辞退することを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「遠慮させていただきます」の使い方に注意しましょう。
これは、「遠慮いたします」と言い換える事が可能です。
このように表現したほうが、シンプルな表現にできるのです。
使用する状況に応じて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「今回は遠慮させていただきます」を使った例文
「今回は遠慮させていただきます」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『申し訳ございませんが、今回は遠慮させていただきます』
・『嬉しいお話ではありますが、今回は遠慮させていただきます』
・『どうしても都合がつきませんので、今回は遠慮させていただきます』
「今回は遠慮させていただきます」の類語と敬語での言いかえ
「今回は遠慮させていただきます」の類語と敬語を解説していきます。
「今回は遠慮させていただきます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「この度は遠慮させていただきます」があります。
「今回」と「この度」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「今回は遠慮させていただきます」の敬語表現
この言葉を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「今回は遠慮いたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「今回は遠慮させていただきます」は、何かを辞退するような場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。