「ご高覧いただきありがとうございます」について解説です。
「ご高覧いただきありがとうございます」とは?意味
「ご高覧いただきありがとうございます」は、とても丁寧な物の言い方で、意味については、閲覧していただきありがとうという意味になります。
なお、丁寧語になりますので目上の方やビジネスの相手など幅広くに使用することができ、とても丁寧に、見ていただいてありがとうという言葉を述べているのです。
この言葉は、いわばテンプレートと言えますので、文章の初めか終わりに記載することが多いです。
「ご高覧いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、あいさつ系のテンプレートなので、相手側に見せるという行為についてありがとうと言えるものでないといけません。
よって、ビジネスであれば、相手側が見るんじゃなかったと感じてしまうと失礼になりますのでありがとうという感謝の言葉が嫌味になるので注意です。
たとえば、「新商品のカタログをご高覧いただきありがとうございます」であれば、これは企業や一般の方限らず、みてよかったと思える内容であれば、ありがとうございますという記載は嫌味になりません。
逆にみるんじゃあなかった、という例は、「ご高覧いただきありがとうございます、わが社は不良品を大量に出しました」というような内容であれば、見てもらってありがとうとは何だとなりますのでこれは嫌味になり失礼に当たります。
「ご高覧いただきありがとうございます」を使った例文
・『ご高覧いただきありがとうございます、つきましては、カタログのほうをこちらからダウンロードください』
この例は、企業の公式サイトにアクセスしたうえでカタログをダウンロードしようとした際に表示するテンプレートになります。
このテンプレートを用いることでみてよかったということを演出しているわけです。
「ご高覧いただきありがとうございます」の返答や返信例
上記の言葉への返答は、別に返答をする必要性はありません。
見てもらったことに関する感謝ですので、別にこの感謝分に対して礼をする必要性は無いと言えますので、何も返答しないというのが良いでしょう。
まとめ
「ご高覧いただきありがとうございます」は、見てもらったことに対する感謝になり、何を見たか、が重要です。
そのうえで、「ご高覧いただきありがとうございます」は見たものがみてよかったと思えるものでないと単なる失礼なテンプレートになり下がります。
この言葉はあいさつ文のテンプレートになり、文章の初めや終わりに記載するあいさつ文ですので初めに見てもらってありがとうと述べたのであれば、見せるべき内容はみてよかったと思える内容である必要があり、文章の終わりに記載する場合は、見てもらったことへの感謝になりますのでこちらもできれば、みてよかったと思えるものでないと、丁寧語で感謝を伝えた意味がなくなるのです。
意味がなくなるというのは企業からすれば、マイナスになりますので、マイナスにならないよう、この言葉をうまく使用して文章を組み立てるのが望ましいというわけです。