「手がすいたら折り返しください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「手がすいたら折り返しください」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「手がすいたら折り返しください」について解説をします。

「手がすいたら折り返しください」とは?意味

時間があるようなら返事をください、といった意味になります。

「手がすいたら」は、ひまなようならという意味です。

「手がすく」「たら」をつなげています。

「手がすく」がひまになるという意味で、「たら」が仮定の意を表します。

つまり、もしもひまならばと仮定をして、話をしていることになります。

「折り返し」は、電話や手紙などの返事を、あまり時間をおかずにすることです。

どれくらいの時間というはっきりとした定義はありません。

他にも、紙や布などを折って重ねる、ある地点まで行ってたどってきた方向に戻るという意味もありますが、この場合はこれらの意味ではありません。

「ください」は、「くれ」の尊敬語で、相手に何かを求める意を表します。

「手がすいたら折り返しください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、相手からの返事が欲しいときに使用をします。

「折り返し」には、紙や布などを折って重ねるという意味もありますが、ビジネスの場でこの意味で使うことはほとんどありません。

ある地点まで行って、たどってきた方向に戻るという意味もありますが、前に「手がすいたら」とあるので、この意味でもありません。

意味がわかりにくいので、「折り返しお電話をください」のようにしてもよいでしょう。

「手がすいたら折り返しください」は、目上の人に対して失礼です。

「手がすいたら」「お手すきの際に」とした方が丁寧な印象になります。

こういった表現だと、すぐには連絡をくれません。

ひまにならないと連絡をしてくれないのです。

相手からの連絡を待つのではなく、こちらから連絡をしてもよいでしょう。

その状況にあわせて、どちらから連絡をするのかを考えます。


「手がすいたら折り返しください」を使った例文

・『お手数をおかけしますが、手がすいたら折り返しください』

「手がすいたら折り返しください」の返答や返信例

時間があるときでよいので、電話やメールなどの返事を出しましょう。

このような伝え方は、急ぎでないときに使用されるため、すぐに返事を出す必要はありません。

しかし、あまりにも遅くなってしまうと、「返事をくれるだろうか」と相手が心配になってしまったり、迷惑をかけたりします。

そのため、できればすぐに返事を出すことが望ましいです。

まとめ

この言葉は、相手からの返事が欲しいときに使用をします。

急ぎでないときに用いるものです。

急ぎのときは「手がすいたら」という表現を使わずに伝えます。

急いでいるのか、そうでないのかによって、伝え方を変えましょう。