この記事では、「幅広く」という言葉について説明していきたいと思います。
「幅広く」とは?
「幅広く」とは、「物の幅が広い」とか「関連してる範囲が広い」という意味合いを持つ「幅広い」という形容詞の、連用形になります。
連用形は、形容詞や動詞が変化した形で、他の語句と接続することで文章につながりを持たせることができます。
「幅広い」という形容詞で途切れてしまう文章でも、「幅広く」という連用形にすることで、「幅広くなる」や「幅広くする」など、文章の意味合いに違いを生むのです。
「幅広く」のビジネスでの使い方や使われ方、使う時の注意点
「幅広く」の使い方ですが、「幅広く」の意味としては、「物の幅が広い」とか「関連してる範囲が広い」という2種類の意味合いがありますが、ビジネスシーンで使う場合は、「物の幅が広い」という直接的な意味合いで使われることは少なく、「関連する範囲が広い」という意味合いで使われることがほとんどです。
次の項で例文を見ていきましょう。
「幅広く」を使った例文
・『彼は幅広く活躍している』
・『知識を幅広く持つ』
・『部署をまたいで幅広く人脈を持つ』
「幅広く」の類語や敬語での言いかえ
さて、「幅広く」の類語や敬語での言い換えについて見ていきましょう。
「幅広く」の類似表現
「幅広く」の類似表現としては、「広く」が一番近い類似表現として挙げられます。
その他にも「多岐にわたり」や「多様に」、また「多方面に」などの類似表現もありますが、これらは接続する語句によって微妙に「幅広く」と意味合いが違ってしまいますので、「幅広く」を言い換えるとするなら、「広く」が一番適当です。
「幅広く」の敬語表現
「幅広く」は連用形なので、単体では使われることはないため、この言葉につながる語句によって敬語表現にします。
例えば、「幅広く活躍しています」や「幅広く関係を持ちます」などのように表現します。
「幅広く」の英語表現
「幅広く」の英語表現としては“alltheway”、“extensively”、“widely”などがあります。
まとめ
ここまで「幅広く」について説明してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
日本語にはさまざまな文法があり、使い分けの難しい表現もありますが、この記事の内容を参考に、皆さんのビジネスシーンにお役立ていただけましたら幸いです。
