「心からお見舞いを申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「心からお見舞いを申し上げます」とは?
「心からお見舞いを申し上げます」は、病気や災難にあった人を慰める場合に使用できる言葉です。
「見舞い」は「見舞う」が名詞化したものです。
このように語尾を活用する事によって、名詞のように取り扱えるのです。
ここでは接頭語を付与して「お見舞い」にしています。
これによって、丁寧な印象の表現にしているのです。
なお、「見舞う」とは、「相手の災難を心配して慰める」のような意味があります。
さらに「申し上げます」は、「言う」を意味する謙譲語に、丁寧語の「ます」を加えた言葉です。
「心からお見舞いを申し上げます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「心からお見舞いを申し上げます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある取引先の工場が災害で倒壊したと聞いたとします。
そのため、相手に対して慰めの言葉をかける事にしたのです。
このような場合には、「大変な災難に遭われたとのことで、心からお見舞いを申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の災難を慰める気持ちを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「心から」の使い方に注意しましょう。
これは、「お見舞い」の気持ちを強調する目的で使用されています。
これを類似表現の「心より」で置き換える事もできるのです。
どちらも同じ意味ですが、少し印象の違う表現になります。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「心からお見舞いを申し上げます」を使った例文
「心からお見舞いを申し上げます」を使った例文を挙げます。
例文のように、見舞いの対象を先に述べると、自然な印象の表現を作り出せるのです。
・『大変な災害に遭われたそうで、心からお見舞いを申し上げます』
・『大きな病気にかかったとのことで、心からお見舞いを申し上げます』
・『ビジネスに打撃を受けたと聞きましたので、心からお見舞いを申し上げます』
「心からお見舞いを申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
「心からお見舞いを申し上げます」の類語と敬語を解説していきます。
「心からお見舞いを申し上げます」の類似表現
「心からお見舞いを申し上げます」の類似表現には、「心よりお見舞いを申し上げます」があります。
「心から」と「心より」は、同じようなニュアンスで使用できる言葉なのです。
「心からお見舞いを申し上げます」の敬語表現
「心からお見舞いを申し上げます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「心からお見舞いいたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「心からお見舞いを申し上げます」は、病気や災難にあった人を慰める場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。