「弊社提案の件」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「弊社提案の件」とは? ビジネス用語【一語】

「弊社提案の件」という表現法についての解説です。

「弊社提案の件」とは?意味

「弊社提案の件」は、自分たちの会社が格下であると自覚したうえで、自分たちの会社が提案したことがどうであるかという表現法です。

なので、この表現が持つ意味は自分たちの会社が格下であると表現したうえで、自分たちの提案がどうであるかを意味します。

これを「当社提案の件」にすると、一応自分たちという部分を丁寧に言っているのですが、自分たちの会社は格下であるとは言っていません。

「弊社提案の件」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「弊社提案の件」は、ビジネスにおいては、自分たちが格下であり、格下の会社の提案した件というあまり良い表現ではない使い方をします。

この言い回しはへりくだりというもので、相手の会社を立てることで自分たちの提案というものを受け入れてもらうという一つの手段です。

なので注意すべく点は、同等の会社に対してへりくだるこの表現を使用した場合、馬鹿にしているのかという表現に変化するので注意が必要となります。


「弊社提案の件」を使った例文

・『弊社提案の件、お願いできますでしょうか』
・『弊社提案の件、お引き受けくださいますと幸いです』

「弊社提案の件」の返答や返信例

「弊社提案の件」は、相手側が自分たちの仕事を引き受けてほしい時に、自分たち格下の会社の提案を引き受けてほしいと述べているので、返すべく答えは引き受けるか引き受けないかです。

なので、引き受ける場合、「わかりました」と言って提案を受ける、引き受けずに拒絶する場合、「お断りします」と答えて提案を却下します。

なお、この言葉は力関係が同等の場合、嫌な表現に変化しますので馬鹿にしていると受け取ら得ても仕方ありません。

よって、力関係が同等である場合、提案した内容にかかわらずに、「バカにしているのか」という返事をすることもあり得ます。

まとめ

「弊社提案の件」という表現法は、自分たちの会社を格下にしてへりくだることで自分たちの提案を受け入れてもらうという一つの表現法です。

なので、言い回しにおいては、自分たちの会社は格下であると言ったうえで、その格下の提案の件ですがどうでしょうかという意味になります。

この表現のポイントは弊社であり、弊社は自分の会社を格下と見立てることでへりくだります。

これを当社という言い方をした場合、丁寧に自分たちの会社という表現になりますが、へりくだりません。

つまり、「当社提案の件」という表現であれば、自分たちの会社は別に格下ではないと宣言したようなものです。

よって、この言葉は表現でありつつ宣言でもあり、格下であると認めたうえで提案したことを相手に対して受け入れてもらおうという姿勢で物事を頼み込む表現です。