ビジネスシーンで使用することが多い「頑張っている」の敬語とは?言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「頑張っている」の意味
「頑張っている」とは、「頑張る」の現在進行形の表現です。
「頑張る」の意味は、困難にめげないで我慢してやり抜くといったものです。
また、「頑張る」は、自分の考え・意志をどこまでも通そうとするという意味もあります。
ビジネスシーンで使用する頑張るの場合には、困難にめげないで我慢してやり抜く時に使用することが一般的であり、「頑張っている」とは、今まさに困難などに負けないように我慢して取り組んでいるケースで使用されます。
「頑張っている」の敬語での使い方や表現方法
「頑張っている」の敬語表現として、目上の人が困難に立ち向かっているような場合、「お励みになられている」という言い方や「ご尽力されている」という使い方をします。
丁寧語では、「頑張っている」をそのまま「頑張っています」と表現しますが、尊敬語として「頑張っています」という言い方は適切ではないでしょう。
「頑張っている」を謙譲語表現する場合、頑張っている主体は自分自身であり、「努力させていただいています」や「努めさせていただいています」という使い方になります。
「頑張っている」の言い替えや使用例
・『課長が顧客の説明のための資料作りにご尽力されています』
・『この仕事は難易度が高いですが、精いっぱい努力させていただいています』
・『精一杯役割を努めさせていただいてます』
謙譲語表現の場合、「頑張っている」をそのまま使用するのではなく、努力や努めるという言葉に言い換えることで、相手のことを敬った表現とすることが出来ます。
また、上司が「頑張っている」ときなどは、そのまま「頑張っています」というとかなり失礼になるので注意が必要です。
まとめ
ビジネスシーンでは多くの人が「頑張っている」ことが多いため、会話の中でも正しく「頑張っている」という言葉を敬語で表現することが必要な場面が多いです。
正しく使うことが出来れば、スムーズに仕事のやり取りを進めることが出来るでしょう。
