この記事では「重複してしまい」について解説をします。
「重複してしまい」とは?意味
同じ物事が重なる部分ができてしまい、という意味です。
「重複」には、同じ物事が重なることという意味があります。
「重」は、かさなる、かさねる、繰り返すという意味を持つ漢字、「複」は、かさねる、かさなる、2つ以上あるという意味を持つ漢字です。
このことから「重複」には、かさなるという意味があることがわかります。
「して」の「し」は、動作や行動を行う、ある状態になるという意味の「する」を指します。
「しまい」は、その動作や行為が終わる、そのつもりはないのにある事態になるという意味です。
「負けてしまった」「食べてしまう」のような使い方をします。
「重複してしまい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何らかの物事に関して、同じことが重なってしまったときに使用をします。
話し手側の行為に重なる部分があったときに使用をするものです。
相手が行った事柄に関して、同じ物事が重なることではありません。
たとえば、Aという内容を話していたとします。
その後にも、Aに関する事柄が話に出てきました。
前にAを述べていて、その後にもAを述べることは、同じ物事が繰り返し行われているので「重複」といいます。
そのようなときに、「重複してしまいますが~」という使い方をします。
同じことを何度も繰り返し聞く方は、「さっき言ったのに忘れてしまったのかな」「同じことを言っていてしつこいな」など感じます。
この言葉を伝えることで、「同じことを言っているのはわかっています」という意を伝えられます。
同じ事柄が重なることによって、他人に迷惑をかけたときには、この後に謝罪の言葉が続きます。
「重複してしまい」を使った例文
・『重複してしまい、申し訳ありません』
「重複してしまい」の返答や返信例
どういった状況なのかによって、返答の内容が変わります。
先に言ったことと同じようなことを言いますが、という意味でこの言葉が伝えられているとします。
また同じようなことを聞くのは飽きてしまうかもしれませんが、相手の話を最後まで聞きましょう。
退屈そうにしてはいけません。
つまらなそうに話を聞いていると、話している人に失礼になります。
何かが重複して謝罪をしてきているときには、重複部分を確認して、必要があれば訂正をします。
「重なっていた部分を直しました」「わかりました」といった意を伝えておきます。
まとめ
この言葉は、話し手側の行為や物事に同じ事柄が重なってしまったときに使用をします。
相手の行為について使うものではない点に注意をしてください。
