「重きを置かせていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「重きを置かせていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

「重きを置かせていただきます」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。

「重きを置かせていただきます」とは?

「重きを置かせていただきます」は、何かを重要視する場合に使用できる言葉です。

「重きを置く」は、「重くみること」「重要なものとして取り扱うこと」を表現しています。

全体の中で特に重要に取り扱う事物に対して「重きを置く」という表現を使用できるのです。

また、ここでは「置かせていただきます」という表現を使用しています。

これは謙譲語の「いただく」を使用した表現になっています。

このように述べることで、相手への敬意を表現できるのです。

なお、語尾には丁寧語の「ます」を使用しています。

こちらは、文章全体に丁寧な印象を付与できるのです。

「重きを置かせていただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「重きを置かせていただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、あなたが中途採用を担当していたとします。

そして、選考基準を対外的に公表することにしたのでした。

このような場合には、「選考の観点といたしましては、これまでの経歴に重きを置かせていただきます」と述べるとよいでしょう。

これにより、経歴を重要視することを、上手に言い換えて表現できるのです。

この言葉を使用する際には、「置かせていただきます」の使い方に注意しましょう。

これは、冗長に感じる表現でもあります。

「重きをおきます」「重きをおいております」とすれば、シンプルな表現にできるのです。

使用する状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。


「重きを置かせていただきます」を使った例文

「重きを置かせていただきます」を使った例文を挙げます。

例文のように、何に重きを置くのかがわかるようにすると、自然な印象の表現を作成できるのです。

・『選考にあたっては、皆様の経歴に重きを置かせていただきます』
・『事業の選定に関しては、採算性に重きを置かせていただきます』
・『今回の提案依頼については、提示価格に重きを置かせていただきます』

「重きを置かせていただきます」の類語と敬語での言いかえ

「重きを置かせていただきます」の類語と敬語を解説していきます。

「重きを置かせていただきます」の類似表現

この言葉の類似表現には、「重要視いたします」があります。

「重きを置く」「重要視する」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。

「重きを置かせていただきます」の敬語表現

この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。

たとえば「重きを置いております」に言いかえできます。

まとめ

このように「重きを置かせていただきます」は、何かを重要視する場合に使用できる言葉です。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。