「資料にまとめて参りました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「資料にまとめて参りました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「資料にまとめて参りました」について解説をします。

「資料にまとめて参りました」とは?意味

いろいろな事柄を資料という形でひとつにした、資料という形で筋道を立てて整えた、といった意味です。

「まとめ」「まとめる」ことで、ばらばらなものを集めてひとつにする、物事に筋道を立てて整った状態にするという意味があります。

「情報をまとめる」のような使い方をします。

「参りました」は、「まいる」「ます」「た」をつなげています。

「まいる」「行く」の謙譲語、丁寧語です。

「行く」には、物事をするという意味があります。

「ます」は敬意を表す語、「た」は過去や完了の意を表す語です。

つまり、すでに資料にまとめられているということです。

「資料にまとめて参りました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄を資料としてまとめたときに使用をします。

報告の際に用いる言葉です。

これからまとめますというのではなく、すでにまとめられています。

「た」は過去や完了の意を表す語なので、その行為が完了しているときに用いるのです。

この言葉だけだと、ただの報告です。

資料を読んで欲しいときには、「目を通していただけますか」「ご一読ください」などの伝え方をします。

作った資料は、確認をしてもらうことが多いはずです。

そのため、確認をして欲しいのなら、「ご確認いただけると幸いです」など、それをして欲しいと伝える必要があります。

目を通してもらえたときには、お礼を伝えます。

時間を使って資料を見てくれており、相手の時間を奪っているので、お礼を伝えましょう。

他の人たちも目にするものなので、わかりやすくまとめるように心がけましょう。


「資料にまとめて参りました」を使った例文

・『資料にまとめて参りました。確認をしていただけますか』

「資料にまとめて参りました」の返答や返信例

ただの報告の場合には、「わかりました」の意を伝えておくとよいでしょう。

内容を確認して欲しいというときであれば、渡された資料に目を通します。

問題点がなければそのことを伝え、問題点があったならば、その場所を指摘して訂正を求めます。

やらなければならないことが多く、資料に目を通す時間をとりにくいかもしれませんが、必ず目を通すようにしましょう。

今すぐには無理な場合には、相手の許可を得て、時間をもらって確認するようにします。

まとめ

この言葉は、ある事柄を資料という形でまとめたときに使用をします。

報告をする言葉です。

これだけでは報告で、確認して欲しいなどの意味ではないので、確認をして欲しいときには、目を通してくださいなど伝えておきましょう。