「貴社訪問の件」という表現法についての解説です。
「貴社訪問の件」とは?意味
「貴社訪問の件」は、文章表現の一つで、文章で示す言葉です。
そのうえで意味は、あなた方の会社に訪問する件という意味で相手方の会社に訪れる件についてどうであるかを意味します。
よって、受け手側はこの言葉は文章で構成された言葉であると認識しますが、実はこの貴社という表現、文章ではなく口頭でも使用することがありますが、貴社は文章表現になるため、間違いを知りつつも許容しているということになります。
要は間違っていても理解できる内容であれば、ビジネスの世界ではそれほど間違いについて指摘しないということです。
「貴社訪問の件」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「貴社訪問の件」は、ビジネスにおいては、文章にてあなた方の会社に訪問する件という意味で使用します。
よって注意すべく点は、この言葉は文章表現である点です。
よって口頭で使用した場合は間違いになるんですが、案外と貴社と御社という違いについては触れていない企業も多いので一応許容される間違いです。
しかしながら、この表現は、文章表現になるため、メール文章や筆記文章での表現で使用することが望ましい表現になります。
「貴社訪問の件」を使った例文
・『貴社訪問の件、ご都合は付きますか』
・『貴社訪問の件、いつごろ実現できますか』
「貴社訪問の件」の返答や返信例
「貴社訪問の件」は文章にてあなた方の会社への訪問の件についてということですから、文章で返信するのが礼節です。
よって、いつごろにあなたの会社を訪れればよいかという内容であれば、返信例は、「○○日を予定しておりますがよろしでしょうか」という内容で曜日を指定します。
なお、口頭で言われた場合も同様に文章で返信すべく所を口頭に切り替えて返答をすればよいので、「○○日を予定しておりますがよろしいでしょうか」と返事をすればよいでしょう。
まとめ
「貴社訪問の件」は、ビジネスにおける表現法の一つであなた方の会社への訪問の件という意味です。
なお、この表現は文章表現になりますので、メールとか筆記による文章で相手と約束を交わす表現になります。
なので、言葉遣いに厳しい人からすると、貴社という言葉を使用しているのに口頭で「貴社訪問の件」と述べた場合、書き言葉と口頭の言葉をはき違えていると認識されます。
ただ、ビジネスの場合、伝わることの方を優先した場合、多少の表現の間違いは許容します。
なぜなら、中身が大事なので、いちいち文章表現である、口頭で使用する言葉であるということで問題にしていたら肝心のビジネスの中身を相手が伝えなくなり、そちらの方が大問題となるのです。