この記事では「こちらの身勝手きわまるご依頼」について解説をします。
「こちらの身勝手きわまるご依頼」とは?意味
話し手側の勝手なお願いで、といった意味です。
「こちら」は、話し手に近い方向、話し手のいる場所やその方向にある場所、話し手自身や話し手側の人を指す言葉です。
この場合は話し手自身または話し手側の人を指しています。
「身勝手」は、他人ことを考えず、自分の利益や都合だけを考えて何かをすること、またその態度という意味です。
たとえば、環境や生物のことを考えずにペットを捨ててしまうのは身勝手といえます。
「きわまる」は、このうえなく~であるという意味です。
「ご依頼」は「依頼」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「依頼」は、人に用事を頼むことです。
「ご」をつけることで、相手に対して敬意を表しています。
「こちらの身勝手きわまるご依頼」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人のことを考えずに話し手側が依頼をするときに使用をします。
「こちら」という言葉を使っているので、話し手側のことです。
他人のことを考えずに行われた依頼は、依頼を受ける側としては迷惑でしょう。
そういった依頼は言いだしにくいものです。
言いだしにくいことを伝える際にクッション言葉を使うと、印象が変わります。
言いにくい依頼を伝えるときの他の言葉には、「こちらの都合で申し訳ありませんが」「ご無理を申しまして、申し訳ありません」などがあります。
「ご依頼」は、「ご依頼ありがとうございます」など、相手側の行為について使われることが多いです。
「こちらの身勝手~」という場合は、話し手側が依頼をすることなので、「依頼」という言い方をする場合もあります。
「こちらの身勝手きわまるご依頼」を使った例文
・『こちらの身勝手きわまるご依頼を引き受けてくださり、ありがとうございます』
・『こちらの身勝手きわまるご依頼で申し訳ありません』
「こちらの身勝手きわまるご依頼」の返答や返信例
「依頼を引き受けてくれますか」という意味で伝えられているときには、引き受けることができる、できないを答えます。
できるだけすぐに返事をすることが望ましいです。
すぐに返事をした方がやる気を感じられます。
「依頼を引き受けてくれてありがとう」という意味で伝えられているなら、これからの仕事について話し合っていくことになるでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手側の都合だけを考えた依頼をするときに主に使用をします。
「こちらの都合で申し訳ありません」など、他の伝え方もすることができるので、その場にあわせて伝え方を変えてみてください。