「発展を願いまして」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「発展を願いまして」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「発展を願いまして」について解説をします。

「発展を願いまして」とは?意味

さらに進んだ段階になることを願って、より活躍することを願ってといった意味です。

「発展」には、さらに進んだ段階に移っていくこと、物事の勢いが増して伸び広がることという意味があります。

「経済の発展」「観光産業の発展」「事件へと発展」のような使い方をします。

「発」は、のびる、のばす、さかんにする、「展」は、のびる、ひろがるという意味を持つ漢字です。

このことからも「発展」には、物事が伸び広がるという意味があることがわかります。

「願い」は、それが実現することを求めるという意味です。

「まし」「ます」のことで、敬意を表す語です。

「発展を願いまして」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、企業や団体の勢いが増していくことを願う気持ちを込めて用います。

企業や団体の集まりのときに使われることがあります。

たとえば、祝賀パーティーを開いたとします。

お祝いの席なので、おめでたい言葉を使うことが一般的です。

この言葉はどちらかといえば前向きな言葉です。

ますます繁栄していくことは、おめでたい言葉といえ、祝賀パーティーのようなお祝いの席で述べるのにふさわしいといえます。

「発展を願いまして」の後には言葉が続きます。

パーティーの場合だと、この後に乾杯をしたり、一本締めを行ったりするので、「乾杯をいたします」などの言葉が続くことになります。

この言葉は、発展をしたいと考えている企業や団体側が用いるもので、他社などに対して述べるものではありません。

他の企業や団体の発展を願うときには、「ご発展をお祈り申し上げます」のような言い方をします。

「ご発展」「ご」をつけた表現にすることで、相手を敬った言い方になります。


「発展を願いまして」を使った例文

・『発展を願いまして、乾杯をいたしましょう』

「発展を願いまして」の返答や返信例

この後にどのような言葉が述べられるのかによって、対応の仕方が変わってきます。

乾杯をしますという場合なら、グラスを持って乾杯の準備をします。

一本締めをする場合は、他の人たちとあわせて手を叩きます。

周りの状況にあわせた行動をしてください。

大勢に向かって述べらることが多く、個人的に何か言葉を返すことはほとんどありません。

集まりの場では、一人だけ声をあげてはいけません。

まとめ

この言葉は、企業や団体がますます栄えることを願って用いる言葉です。

パーティーのような集まりで使われることが多いです。

この言葉は自分の側の企業などの発展を願ったもので、他社などの発展を願うときには、他の言い方をするので気をつけてください。