「開示いたします」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「開示いたします」とは?
「開示いたします」は、何かを公表する場合に使用できる言葉です。
「開示」は、情報などを公開する場合に使用される事が多いと言えます。
「情報開示」、「開示請求」などの言葉で使用される事が多いのです。
これは「開き示すこと」を意味しています。
つまり、閉ざされて分からなかった情報などを、分かるようにする行為のことを「開示」と表現できるのです。
また、これは名詞ですので、動詞の「する」を組み合わせる事が可能です。
そして「開示する」を謙譲語にすれば「開示いたす」になり、これに丁寧語の「ます」を付与すれば「開示いたします」になるのです。
「開示いたします」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「開示いたします」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、会社で保有している技術情報があったとします。
しかし、世間の声を受けて、その情報を公にすることにしたのでした。
このような場合には、「皆様からの要望を受けて、当社の技術情報を開示いたします」と述べるとよいでしょう。
これにより、自社の情報を世の中に公開するような様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「開示いたします」の使い方に注意しましょう。
これは「する」を「いたす」に言い換えた謙譲語表現です。
「する」を「なさる」に言い換えて「開示なさいます」とすれば、尊敬語の表現にできるのです。
このように、さまざまな形で敬語への言い換えが可能です。
相手や状況に合わせて、適切な表現を選択して使用するとよいでしょう。
「開示いたします」を使った例文
「開示いたします」を使った例文を挙げます。
例文のように、開示に関する説明などを付け加えると、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『要求を受けて、情報開示いたします』
・『ご要望により、当社の技術を開示いたします』
・『社員の皆様に限り、社内情報を開示いたします』
「開示いたします」の類語と敬語での言いかえ
「開示いたします」の類語と敬語を解説していきます。
「開示いたします」の類似表現
「開示いたします」の類似表現には、「公表いたします」があります。
「開示」と「公表」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「開示いたします」の敬語表現
「開示いたします」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「開示します」に言いかえできます。
まとめ
このように「開示いたします」は、何かを公表する場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。