「昨年度は大変お世話になりました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「昨年度は大変お世話になりました」とは? ビジネス用語【一語】

「昨年度は大変お世話になりました」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。

「昨年度は大変お世話になりました」とは?

「昨年度は大変お世話になりました」は、昨年度の関係性に御礼を述べるためのフレーズです。

「昨年度」とは、「去年度」「前年度」を意味します。

そして年度とは、4月始まりの年単位のことを示す言葉です。

ビジネスにおいては、会計年度を示して年度という言葉を使用します。

ここでは「昨年度は大変お世話になりました」と表現することで、前年3月までの期間のことを示して、御礼を述べているのです。

なお、「大変」は強調表現の一種です。

これを述べる事で、続く言葉の程度を強調できます。

また、ここでは丁寧語の「ます」を過去形にした「ました」を語尾に加えています。

これによって、文章全体に丁寧な印象を付け加えているのです。

「昨年度は大変お世話になりました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「昨年度は大変お世話になりました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、あるイベントで挨拶を述べることになったとします。

そのイベントは、新年度を迎えた決起集会なのでした。

このような場合には、「関係者の皆様、昨年度は大変お世話になりました」と述べるとよいでしょう。

これにより、前年の3月までにお世話になったことに対して、御礼を述べる事ができるのです。

この言葉を使用する場合には、「大変」の使い方に注意するとよいでしょう。

これは「非常に」「とても」などの類似表現で代替可能です。

しかし、それぞれニュアンスの違う表現になるのです。

使用する文脈や相手との関係性に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。


「昨年度は大変お世話になりました」を使った例文

「昨年度は大変お世話になりました」を使った例文を挙げます。

例文のように、「お世話になった」の語尾をアレンジする事で、さまざまな印象を作り出す事ができるのです。

・『昨年度は大変お世話になりました』
・『昨年度は大変お世話様でした』
・『昨年度は大変お世話様でございました』

「昨年度は大変お世話になりました」の類語と敬語での言いかえ

「昨年度は大変お世話になりました」の類語と敬語を解説していきます。

「昨年度は大変お世話になりました」の類似表現

この言葉の類似表現には、「昨年度は非常にお世話になりました」があります。

「大変」「非常に」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。

「昨年度は大変お世話になりました」の敬語表現

この言葉を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。

たとえば「昨年度は大変お世話様でございました」に言いかえできます。

まとめ

このように「昨年度は大変お世話になりました」は、昨年度の関係性に御礼を述べるためのフレーズです。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。