「司会を務めさせていただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「司会を務めさせていただきます」とは?
「司会を務めさせていただきます」は、司会という役割を担うことを表現した言葉です。
「司会」は「会議やイベントの進行を受け持つもの」を意味します。
そのような役割のこと、もしくはそれを担う人物のことを「司会」という言葉で表現できるのです。
また「務めさせていただく」は、「務めさせてもらう」を謙譲語で言い換えたものです。
このように表現することで、「務める」という行為が、相手の許可の下で実行されている様子を言い表す事ができるのです。
また、謙譲語を使用していますので、相手に敬意を示す表現でもあります。
「司会を務めさせていただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「司会を務めさせていただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるイベントで司会を担当することになったとします。
イベントの冒頭で、その旨を参加者に伝達することにしたのでした。
このような場合には、「本日の司会を務めさせていただきます、山田と申します」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分が進行の役割を担うことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「務めさせていただきます」の使い方に注意しましょう。
このような表現は、少し冗長な印象を相手に与えるものです。
そのため、安易に使用しないように注意しましょう。
「させていただきます」が連続すると、不自然で冗長な印象を持たれてしまうのです。
「司会を務めさせていただきます」を使った例文
「司会を務めさせていただきます」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加える事で、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『本日は、司会を務めさせていただきます』
・『本日、司会を務めさせていただきます、山田と申します』
・『本日の司会を務めさせていただきますのは、こちらの者です』
「司会を務めさせていただきます」の類語と敬語での言いかえ
「司会を務めさせていただきます」の類語と敬語を解説していきます。
「司会を務めさせていただきます」の類似表現
「司会を務めさせていただきます」の類似表現には、「進行役を務めさせていただきます」があります。
「司会」と「進行役」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「司会を務めさせていただきます」の敬語表現
「司会を務めさせていただきます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「司会をお務めいたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「司会を務めさせていただきます」は、司会という役割を担うことを表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。