「今に至っています」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「今に至っています」とは?
「今に至っています」は、現在の状況や状態に到達したことを言い表した言葉です。
「今に至る」は、「現在の状態になる」や「今のような状況に到達する」などの意味を持っています。
これに丁寧語の「ます」を付け加えれば、「今に至ってます」になります。
さらに、ここに「いる」を付け加えると、「今に至っています」になるのです。
このように「至る」と「いる」を組み合わせれば、現在も継続している動作を表現できるのです。
これらのことから、「今に至っています」が、「現在の状態に到達している」と同じ意味で使用できると分かるのです。
「今に至っています」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスでを使用する場合、どんな使い方になるでしょう。
たとえば、ある仕事が上手くいっていなかったとします。
そのため、そのような状態になってしまった経緯を、上司に説明することにしたのです。
このような場面では、「このような経緯があって、今に至っています」と言うとよいでしょう。
これによって、何らかの経緯があって現在の状態に到達した様子を、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する場合には、「至っています」の使い方に注意するとよいでしょう。
これは、丁寧語を使用した表現だと言えます。
ここで使用されている「いる」を、謙譲語の「おる」に言いかえる事ができるのです。
たとえば、「至っております」とすれば、謙譲語表現になります。
使用する状況に合わせて、適切な言葉を選択するとよいでしょう。
「今に至っています」を使った例文
「今に至っています」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段に言葉を少し付け加える事で、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『このような経緯で、今に至っています』
・『これらの理由があって、今に至っています』
・『そのような背景により、今に至っています』
「今に至っています」の類語と敬語での言いかえ
「今に至っています」の類語と敬語を解説していきます。
「今に至っています」の類似表現
この言葉の類似表現には、「現状に至っています」があります。
「今」と「現状」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「今に至っています」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「今に至っております」に言いかえできます。
まとめ
このように「今に至っています」は、現在の状況や状態に到達したことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。
