この記事では「ご同伴ください」について解説をします。
「ご同伴ください」とは?意味
一緒に来てくださいという意味です。
「ご同伴」は「同伴」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「同伴」には、一緒に行くことという意味があります。
一緒に行くものが、家族や恋人など親しい間柄のときに使われることが多いです。
似たような言葉に「同道」があります。
これは、仕事に関係する事柄で使われることが多いです。
一緒に連れて行くものが自分よりも立場が低いときに用います。
「ください」は「くださる」の命令形です。
「ご」をともなう漢語について、相手に何かを要望・懇願する意を表します。
「ご同伴ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、誰かと一緒に来て欲しいときに伝えるものです。
クリニックのことで説明をします。
このクリニックでは乳幼児健診を行っています。
小さな子どもは一人でクリニックを訪れることができないので、誰か大人が一緒に行くことになるでしょう。
おじいちゃん・おばあちゃんかもしれないし、お父さん・お母さんかもしれないし、親戚のおじさんかもしれません。
どんな人でも一緒に行くことができますが、このクリニックでは父または母に一緒に来てもらいたいと思っています。
体調を聞くために、いつも身近にいる人に来てもらいたいのです。
そのことは「保護者がご同伴ください」のように表現します。
「ください」は命令しているように聞こえることがありますが、先の例の場合だとそうしてもらう必要があるので「ください」という表現を用いています。
それをやってもやらなくてもいい場合ならば、「ご同伴くださると幸いです」のような言い方ができます。
遠回しなお願いの仕方で角が立ちにくいのですが、強制力が弱く、それをしてくれるとは限りません。
他には「ご同伴をお願いします」という言い方もできます。
これは丁寧なお願いの言葉です。
「ご同伴ください」を使った例文
・『来店の際には保護者がご同伴ください』
「ご同伴ください」の返答や返信例
一緒に来てくださいと伝えているので、誰かと一緒に行きましょう。
誰と一緒に来るようにと伝えられているはずなので、その人と一緒に行きます。
指定されている人と一緒に行かないと、サービスを受けられないといったことになる可能性があります。
サービスを受けるなどしたければ、必ず指定されている人と一緒に行きましょう。
まとめ
この言葉は誰かと一緒に来るようにと伝えるものです。
契約をするとき、クリニックを受診するときなどに、ある人が一緒にいる必要があるときに用います。
その人がいないと困るので、きちんと伝えるようにしましょう。