この記事では「年賀状によるご挨拶を控えさせていただくこととなりました」について解説をします。
「年賀状によるご挨拶を控えさせていただくこととなりました」とは?意味
年賀状を使ってあいさつをすることをやりません、という意味です。
「による」は手段を表します。
「人の手による生産」のような使い方をするものです。
「ご挨拶」は「あいさつ」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「ご」は他人に対する行為を表す語について、その行為をする人に敬意を表します。
「控え」は「控える」のことで、配慮をしてやめておく、感情などを抑えてやめておく、事情を考慮してやめておくという意味です。
「させていただく」は、相手に許しを求めて行為をする意を込めて、相手に敬意を表す言い方です。
「なりました」は、そのような状態に変わりましたという意味になります。
「なり」は「なる」のことで、ある状態に変わるという意味です。
「ます」は敬意を表す語、「た」は過去や完了を表す語です。
「年賀状によるご挨拶を控えさせていただくこととなりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、今までは年賀状を出していたけれど、これからは出さないことになったときに使用をします。
なぜ年賀状を出すことをやめるのか理由はさまざまです。
近年は環境に配慮して、できるだけ紙を使わないようにしようという動きがでてきています。
そういった事情により、年賀状を出さないという企業などがあります。
何もいわずに突然年賀状を送らなくなると、「なぜなのだろう」と相手に疑問を持たせることになります。
そういった疑問を持たれないようにするために、こういった言葉であらかじめ伝えておきます。
手紙で伝えると紙を使うことになるので、ホームページでお知らせとして掲示したり、メールで伝えたりします。
「年賀状によるご挨拶を控えさせていただくこととなりました」を使った例文
・『○○年から年賀状によるご挨拶を控えさせていただくこととなりました』
「年賀状によるご挨拶を控えさせていただくこととなりました」の返答や返信例
お知らせとして伝えられている場合、返答をする必要はありません。
ある年から年賀状は届かないことを覚えておきましょう。
こちらから年賀状を出すと、相手の負担となってしまうことがあるので、控えた方がよいでしょう。
相手のことを考えて、出す・出さないを判断します。
まとめ
この言葉は、これからは新年のあいさつをはがきなどでやりとりしないことを伝える際に使用をします。
何も知らせないと相手を不安にさせたり、失礼になったりするので、お知らせをしておくことが望ましいです。