「ご希望にそぐわない場合は」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご希望にそぐわない場合は」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご希望にそぐわない場合は」について解説をします。

「ご希望にそぐわない場合は」とは?意味

希望にあわないようならば、といった意味です。

「ご希望」「希望」「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしています。

「希望」には、ある事柄が実際にそうなるように願うこと、またその願いという意味があります。

「ご」は他人の行為や持ち物を表す語について、その人に対して尊敬の意を表します。

この場合、希望を持っているのは聞き手で、敬意を表す対象は聞き手です。

「そぐわない」は、つり合わない、似合わない、調和しないという意味です。

「そぐう」に打消しの意の「ない」をつなげています。

「そぐう」は、似合う、つり合うという意味です。

普通は「ない」をつなげて用います。

「場合」は、ある事柄が起こったときという意味です。

「雨が降った場合は中止」のような使い方をします。

「ご希望にそぐわない場合は」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、相手が望んでいる通りではないようなら、ということを伝える際に使用をします。

「場合は」の後には、連絡をしてください、対応をしますなど、このような行動をしますという意の言葉が続きます。

この言葉が敬意を表す表現なので、「場合は」の後に続く言葉も敬意を表す言い方にします。

たとえば、後に「ご連絡ください」という言葉が続いたとします。

その場合、「こういうことを望んでいる」と相手が思っていることとは違ったときには、電話やメールをして欲しいという意を伝えていることになります。

他には「ご希望の通りでない場合は」、品物の場合は「ご所望のものとは異なる場合は」などの表現をすることができます。

希望の通りでないという意味は「ご希望に添わない」などとも表現することが可能です。


「ご希望にそぐわない場合は」を使った例文

・『ご希望にそぐわない場合は、すぐに対応をいたします』

「ご希望にそぐわない場合は」の返答や返信例

「場合は」の後に続く言葉によって、返答の内容や対応の仕方が変わります。

連絡をくださいという場合は、希望とは違っているときには、連絡をしてください。

希望の通りならば、返答はする必要はありません。

対応をしますという場合は、希望にあっていないときには適切な行動をとってくれるので、連絡をして対応を求めてください。

希望にあっているようならば、対応を求める必要はありません。

まとめ

この言葉は、希望の通りでないときにはこういったことをします、と伝える際に使用をします。

同じような意味のことを他の言い方でも伝えることができるので、その場面などにあわせて言い方を変えてみてください。