「資料の添付がもれておりました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「資料の添付がもれておりました」とは? ビジネス用語【一語】

「資料の添付がもれておりました」という表現についての解説です。

「資料の添付がもれておりました」とは?意味

「資料の添付がもれておりました」は、資料の一部が抜けていたという意味です。

なお、この表現法のポイントは、「もれておりました」という部分にあり、「もれておりました」が表現するのは、恐れ多くも抜けていたということを表現するため、「資料の添付がもれておりました」は、恐れ多くも資料に抜けがあったという意味になります。

よって、恐れ多くもという言い方をするということは、相手側は自分よりも目上の人になり、目上の人に対して恐れながら問題があることを「資料の添付がもれておりました」は述べているわけです。

「資料の添付がもれておりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「資料の添付がもれておりました」は、ビジネスでは、目上の人に対して恐れ多くも資料が抜け落ちていたという意味で使用します。

なので、注意すべく点としては、この言葉は、相手を敬う姿勢に置いて恐れ多いという姿勢でものを言うため、目上の人に対して恐縮であるとするのがこの表現です。

なので、相手に対して恐縮であるということを伝えるのは目上の人に対してであるため、この言葉は同じ同期の社員に対しては不適切な言葉になるので注意となります。


「資料の添付がもれておりました」を使った例文

・『失礼ながら、資料の添付がもれておりました』

「資料の添付がもれておりました」の返答や返信例

「資料の添付がもれておりました」についての回答は、目上の人が回答者になるため資料に抜けがあるということについては偉そうに意見することが可能です。

なので、例としては、「なぜ、資料の一部が抜け落ちている?」と相手に疑問をぶつけてみたり、「大事な資料の重要な部分だったらどうする」と叱責するというのが返事になります。

もちろん、「気を付けるように」とか、「もれた資料のデータを渡してください」と部下に対して添付ファイルが抜け落ちていることを問題にせず、仕事にかかるというのも上司の返答になります。

まとめ

「資料の添付がもれておりました」は、ビジネスにおいては、目上の人が相手になるため、資料のファイルが抜け落ちてましたという言い方を恐れ多くも抜けていたという表現に変えたものです。

恐れ多くもどうであるという表現に変えることで自分の失態について目上の方に対して恐れながらにも進言をしているわけです。

なお、この言い回し、丁寧な自らの失態を報告する意味になるのですが、上司となる人が丁寧な表現で自分はミスをしたということを述べたからと言って失敗を許すかどうかについては分かりません。

なので、一応、目上の人に対して失礼の内容に自分の失態を挙げていくというのがこの言葉ですが、相手が許すかはわかりません。