この記事では「総合的に判断する」について解説をします。
「総合的に判断する」とは?意味
さまざまなものをまとめて考えを定める、という意味です。
「総合的」には、さまざまなものを一つにまとめるさまという意味があります。
ある特定のものだけを取り上げるのではなく、個々のものをまとめることをいいます。
「的」は、そのような性質がある意を表します。
「判断」は、物事の良し悪しや善悪などを検討して、自分の考えを定めることという意味です。
物事の内容を見極めて、それについての考えをはっきりさせることをいいます。
「する」は動作や行為を行うという意味です。
「総合的に判断する」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、さまざまな事柄を合わせて考えた結果を伝えるときに使用をすることが多いです。
出店のことで説明をします。
店を開こうと考えています。
今は、店を開く場所を探しているところです。
店の場所は売上に大きな影響を与えるため、何となくで選ぶことはできません。
交通の便、治安、地価、人通りの多さ、近隣住民の年齢層など、さまざまなことを考えて選ぶ必要があります。
できるだけ費用を抑えたいので、地価や物件の価格だけを見るという状態は、「総合的に判断する」が意味するものではありません。
交通の便や治安、住民の年齢層など、さまざまなものをまとめて、そして考えを定めることが、この言葉が意味するものです。
会話の中では、自分が判断を出したときには「判断しました」のような表現をします。
目上の人に対して「する」で言葉を切る形で伝えることはありません。
「総合的に判断する」を使った例文
・『今後の対策について総合的に判断する』
・『経験や知識などを踏まえ、総合的に判断する』
「総合的に判断する」の返答や返信例
判断の結果を伝えられているときには、相手の話を最後まで聞いてください。
そして、その判断に対して返答をします。
どのように思ったのか、自分の考えを伝えます。
相手と自分とで違う考えを持っているときには、お互い話し合うことになるでしょう。
何かを決める場合であれば、お互いが納得できる結果になるように話し合いをします。
これから判断をしてくださいという場合であれば、一つのことに偏らないようにして判断を出すようにしましょう。
さまざまなものをまとめて、それについての考えを定めます。
まとめ
この言葉は、一つのものだけを取り上げるのではなく、さまざまなことをまとめて考えを定めることを意味しています。
ビジネスの場では「総合的に判断する」必要があることが少なくありません。
偏ったものの見方をせずに判断を出しましょう。