この記事では「ご挨拶が遅れまして申し訳ございません」について解説をします。
「ご挨拶が遅れまして申し訳ございません」とは?意味
普通よりも挨拶があとになったことに対しての謝罪の意です。
「ご挨拶」は「挨拶」に「ご」をつけて丁寧にした言葉です。
ここでいう挨拶とは、「おはようございます」「こんにちは」などの挨拶のことではなく、自分の名前を伝えることや、年賀状などの挨拶のことを指しています。
「遅れまして」は、期限や時間があとになってという意味です。
「申し訳ございません」は謝罪の意を表します。
「申し訳」は「申し訳ない」の形でも使われ、丁寧な表現になります。
「ございません」は、丁寧語の「ございます」を否定したものです。
「ご挨拶が遅れまして申し訳ございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
自分が名乗ったり、年賀状を出したりするのが遅くなったときに、謝罪の気持ちを込めて使用をします。
始めて会う人には、まず自分はどういったものなのかを相手に伝えることがマナーです。
名前は何なのか、どういったことをしているのかなどがわからないと、相手は不安になってしまうことでしょう。
また、会話の際に名前がわからないと、相手を呼ぶときに不便します。
新学期がはじまると、学校ではまずクラス全員が自己紹介をします。
最初は挨拶をするのです。
これと似たようなもので、ビジネスシーンでもまずは挨拶をします。
年賀状はお世話になっている人への新年の挨拶です。
年賀状が届いて、その相手に自分から出していない場合には、こちらからも年賀状を出すようにします。
しかし、相手からのものが届くのが1月3日を過ぎた場合、返事が遅くなってしまいます。
こういったときにも、この言葉を使用して謝罪の意を伝えます。
謝罪をするときには、態度でも申し訳ない気持ちを表すようにします。
へらへら笑いながらこの言葉を言っても、謝罪の気持ちは伝わりません。
「ご挨拶が遅れまして申し訳ございません」を使った例文
・『ご挨拶が遅れまして申し訳ございません。○○と申します』
「ご挨拶が遅れまして申し訳ございません」の返答や返信例
特別返事をする必要はありません。
初対面の人が挨拶をしたなら「よろしくお願いします」といった気持ちを伝えるとよいでしょう。
自分も挨拶をしていない場合は、挨拶をします。
挨拶をしないなんて怪しからんと思ったとしても、それを言葉にしたり、態度に出したりはしないようにします。
そうすることが、今後も相手と良好な関係を保つために大切です。
まとめ
良好な人間関係のためには、まず挨拶をすることが大切です。
挨拶が遅れてしまったら謝罪をして、失礼にならないようにします。