この記事では「となる場合があります」について解説をします。
「となる場合があります」とは?意味
「と」の前に述べられている事柄の状態になることがある、という意味です。
「そういったこともあります」とお知らせをする言葉です。
「なる」には、これまでと違った状態や形に変わるという意味があります。
「場合」は、物事が行われているそのとき、もしもある事柄が起こったときという意味です。
「テレビを見ている場合ではない」「地震が起きた場合には」のような使い方をします。
「あります」は、「ある」と「ます」をつなげています。
「ある」は、事が起こる、事柄が発生するという意味です。
「ます」は敬意を表す語です。
「となる場合があります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある状態に変わることもあるとお知らせするときに使用をします。
たとえば、○月○日にイベントを開催することになっていたとします。
開催日はすでに決まっているのですが、そのときの状態によってはイベントを開催しないことになるかもしれません。
大雨が降った、イベントに出演するものが体調不良を起こしたなどの事態になったら、開催をしない可能性があります。
そういった可能性もあることをお知らせする際にこの言葉を用います。
「と」の前には、どのような状態になるのかを表す言葉がきます。
先の例の場合だと「イベントが中止」が「と」の前にきます。
「ある」の意の丁寧語が「ございます」です。
「となる場合がございます」とした方が丁寧ですが、堅苦しい印象を与えます。
このような表現は改まった場で使われることが多いです。
日常では「あります」が使われます。
「となる場合があります」を使った例文
・『価格が変更となる場合があります』
・『販売が一時停止となる場合があります』
・『営業時間が変更となる場合があります』
「となる場合があります」の返答や返信例
「と」の前にどのような言葉がくるのかによって、返答の内容が変わります。
大勢に向かって述べられていることが少なくなく、その場合には返答をしません。
たとえば、催し物が中止となる場合があると伝えらえているようなら、催し物のホームページなどを確認して、開催されるのか情報を手に入れておきましょう。
中止になったことを知らずに会場に向かってしまうと、無駄足になってしまいます。
営業時間が変更になるかもしれないという場合も、情報を確認してください。
まとめ
この言葉は、「と」の前に述べられている状態になるかもしれないことを意味しています。
「と」の前にはさまざまな言葉をつけることができ、さまざまな場面で使用できる言葉です。