「更なる対策に努めて」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「更なる対策に努めて」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「更なる対策に努めて」について解説をします。

「更なる対策に努めて」とは?意味

物事の状態に対応するために一層の努力をする、という意味です。

「更なる」には、一層のという意味があります。

程度が一段と進むさまをいい、「更なる発展」「更なる成長」などの使い方をするものです。

「対策」は、相手の態度や物事の状態などにあった行動をするための方法・手段という意味です。

目的を達成するための方法や手段のことではなく、相手や状態に対応するための方法や手段をいいます。

「努め」「努める」のことで、力を尽くすという意味です。

「更なる対策に努めて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、今よりもさらに努力をして対策をしてくことを表す際に使用をします。

「更なる」は、一層のという意味で、今よりも程度を一段と進めた状態になることをいいます。

つまり、何かがすでに行われていて、その物事の程度をさらに進めるということです。

この場合だと、何らかの対策が行われていて、その対策をさらに努力して行うことを意味しています。

たとえば、食品製造工場で異物が混入した事件があったとします。

これまで、異物が混入しないように対策をしていたのですが、事件が起こってしまいました。

また同じことを繰り返さないためには、対策をより強化する必要があります。

今よりも程度を一段と進めるので、そのことを「更なる」で表現します。

そして、対策を努力することは「対策に努めて」と表現します。

「努めて」の後には、「そうします」または「そうしてください」という意の言葉が続きます。

具体的にどのような対策をするのか伝えると、信頼感が増します。


「更なる対策に努めて」を使った例文

・『更なる対策に努めてまいります』

「更なる対策に努めて」の返答や返信例

さらに努力して対策をするようです。

その場合、「そうしてください」「期待しています」など、さまざまな返答の仕方があります。

何に対しての対策なのか、どういった状態になっているのかによって、返答の内容が変わります。

「対策をしてください」と求められているときには「そうします」の意を伝えます。

対策が必要なので、そのように求められています。

そのため、対策をすることを断ることはほぼありません。

努力するように求められているので、対策に努めていきましょう。

まとめ

この言葉は、今まで対策をしていたものよりも、さらに程度を高めて対策をすることを表すものです。

好ましくない事態を起こさないように、一層の対策をする必要があるときに用います。

「努めて」で言葉を切ることはなく、この後に言葉を続けてください。