「合意に基づき」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「合意に基づき」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「合意に基づき」について解説をします。

「合意に基づき」とは?意味

お互いの意見が一致したことをもとにして、という意味です。

「合意」には、お互いの考えが一致することという意味があります。

お互いの意見に違いはあるけれど、仕方がないとあきらめることではなく、ピッタリとあうことをいいます。

「合」は、あう、あわせる、あわさる、「意」は、こころ、思い、考えという意味を持つ漢字です。

このことからも「合意」には、考えが一致するという意味があることがわかります。

「基づき」「基づく」のことで、それを根拠とする、それがもととなるという意味です。

「合意に基づき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、お互いの意見が一致しており、それを根拠として何かを示すときに用います。

A社とB社が共同で企画を行うことになったとします。

共同で企画を行うためには、お互いの考えが一致していなければなりません。

双方の意見に食い違いがあっては、同じ方向をむいて進んで行くことはできず、物事は順調には進まないことでしょう。

そのため、共同で企画を行うためには合意が必要です。

A社とB者は合意をすることができました。

合意をしたということを根拠として、企画のための資金を出し合いました。

このことを「合意に基づき資金を出す」のような表現をします。

「基づき」の後には、どういった行動をするのかを表す言葉が続きます。

この言葉の前には、合意の内容が述べられることもあります。

「基づき」「より」と言い換えることもできます。

「より」は、物事の原因・理由・出自を表します。

〜がもとになってといった意味です。


「合意に基づき」を使った例文

・『合意に基づき、運営していくことになりました』

・『合意に基づき、提供することとなりました』

「合意に基づき」の返答や返信例

お互いに何かに対しての意見が一致して、それを理由にある事柄をするようです。

その内容をよく聞きましょう。

今後の行動が語られるはずなので、その内容をよく聞いてください。

そして、それに対して疑問点があれば質問をします。

ある人と別のある人との間に意見の不一致があると、同じ目標に向かって進んで行くことが難しくなります。

そのため、お互いの意見の不一致を少なくするように努力をすることが大切です。

これから行動をしていくところなら、それに向けて準備を進めていきます。

まとめ

この言葉は、お互いの意見が一致したことをもとにしてという意味です。

契約などに合意をして、それをもとに何か行動をしていくときに用いることが多いです。

後に何をするのかを表す言葉を続けて使ってください。