この記事では「現地でお目にかかれればと存じます」について解説をします。
「現地でお目にかかれればと存じます」とは?意味
実際にその場所で会うことができればと思います、という意味です。
「現地」は、実際に何かが行われる場所・土地を意味します。
「お目にかかれ」は「お目にかかる」のことで、「会う」の謙譲語です。
自分の側の行為を低めて表現することで、相手に対して敬意を表す表現です。
「ば」は、実現していない事柄を仮に実現したと考えて言う語になります。
「雨ならば登山は中止」といった使い方をします。
この例の場合だと、雨であることを仮定して、中止にすると述べています。
「存じ」は「存ずる」のことで、「思う」「考える」の意の謙譲語です。
「ます」は敬意を表す語です。
「現地でお目にかかれればと存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、この後に現地で会う人に対して述べるものです。
たとえば、Aという場所でイベントを開催することになっているとします。
話し手と聞き手は、Aの場所で会う約束になっています。
Aに行くまでの間に会うことはありません。
そういったときに、この言葉を使用します。
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語で、目上の人に対して使用をするものです。
そのため、「現地でお目にかかれればと存じます」は目上の人に対して述べるものです。
敬意を表す表現をしているので、失礼にはなりません。
その他に、「現地でお会いできればと存じます」と表現することもできます。
会うことを楽しみにしているなら、「お会いできることを楽しみにしております」と伝えてもよいでしょう。
会うことを楽しみにしているといわれて、嫌な気分になる人は少ないです。
また、「現地」は具体的なその場所の名前に置き換えることもできます。
「現地でお目にかかれればと存じます」を使った例文
・『明日、現地でお目にかかれればと存じます』
「現地でお目にかかれればと存じます」の返答や返信例
「現地で会いましょう」の意を伝えます。
会えることを楽しみにしているのを伝えてもよいでしょう。
もしも、現地で会うことができない状況になってしまったら、早めに連絡をします。
当日では相手が現地に向かってしまっているかもしれないので、できれば前日までには伝えておきたいものです。
当日に伝える場合は、メールよりも電話で伝えることが望ましいです。
メールではいつ読まれるかわかりませんが、電話ならすぐにとってもらえます。
まとめ
この言葉は、ある場所で実際に会う人に対して述べるものです。
実際にあわずに仕事ができる時代になりましたが、実際に会う機会はまだまだあるので、この言葉を使う機会もあるはずです。