この記事では「ご案内をしております」について解説をします。
「ご案内をしております」とは?意味
情報や様子などを知らせています、という意味です。
「ご案内」は「案内」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「案内」には、情報や様子などを知らせることという意味があります。
「ご」は他人に対する行為を表す語について、その行為が及ぶ相手に敬意を表します。
この場合は、案内をするのは話し手で、その行為を受ける聞き手に敬意を表しています。
「し」は動作や行為を行うという意味の「する」です。
「ております」は「~ている」の丁寧な表現です。
「ご案内をしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人に何かを知らせていることを示す際に用います。
敬意を表す表現をしており、目上の人やお客さまなどに対して述べても失礼にはなりません。
たとえば、ある店が非常に人気で、来店者があまりにも多く、混雑している状態だとします。
身動きができないようなあまりにもひどい混雑なため、来店者には迷惑をかけてしまっています。
そのため、入店制限をすることにしました。
店にやってきていきなり入店制限を告げられても、お客さまは困ってしまうことでしょう。
そのため、店の入り口に貼り紙をして知らせるだけでなく、ホームページでもお知らせをしておきました。
「入店制限をしています」という情報を知らせた、つまり案内したのです。
知らせていたものの、来店者から入店制限なんて知らなかったといわれてしまいました。
そういったときに、この言葉を使って「すでに知らせています」ということを伝えます。
デパートで今度イベントを行うことになったとします。
デパートから普段利用してくれているお客さまに対して、イベントの開催の手紙を送ることにしました。
その手紙にこの言葉が使われることもあります。
「ご案内をしております」を使った例文
・『イベント開催のご案内をしております』
「ご案内をしております」の返答や返信例
店などからお客さまに対して伝えられている場合は、返事をしないことがあります。
「何かを開催するので、よかったら来てください」ということを案内されている場合、興味があるなら出かけてみるとよいでしょう。
「こういうことがあるので気をつけてください」と案内されている場合は、その物事に気をつけてください。
大切な事柄が伝えられていることもあるので、よく情報を見聞きしましょう。
まとめ
この言葉は、聞き手に何かをお知らせする際に用います。
気をつけて欲しいことがあるとき、イベントなどの開催を知って欲しいときなど、さまざまな場面で使用されています。