「お体をお大事になさってください」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お体をお大事になさってください」とは?
「お体をお大事になさってください」は、相手の健康を案ずる場面で使用できる言葉です。
ここでは「体」と「大事」という名詞に、接頭語の「お」を付与しています。
このように接頭語を付与する事で、それぞれの言葉を丁寧な印象にしているのです。
また、「なさってください」は「してくれ」を意味する言葉です。
「なさる」は「する」を意味する尊敬語になっています。
そして「ください」は「くれ」を意味する尊敬語になっているのです。
これらのことから、目上の人の健康を案ずるような場合に、「お体をお大事になさってください」という言葉を使用できると分かるのです。
「お体をお大事になさってください」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お体をお大事になさってください」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、最近急に寒くなってきたとします。
そのため、上司が体調を崩さないかが心配になったのでした。
このような場合には、「急に寒くなって参りましたので、お体をお大事になさってください」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の健康を案ずる気持ちを、上手に言いかえて伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「なさってください」の使い方に注意しましょう。
これは「なさっていただきたく」や「していただきたく」のように言い換える事も可能です。
同じような意味の言葉になりますが、少し印象が変化します。
使用する状況に合わせて、柔軟にアレンジして使用するとよいでしょう。
「お体をお大事になさってください」を使った例文
「お体をお大事になさってください」を使った例文を挙げます。
例文のように、少し言葉を付け加えると、自然な文章を作成できます。
・『どうか、お体をお大事になさってください』
・『寒くなって参りましたので、お体をお大事になさってください』
・『最近無理しているようですが、お体をお大事になさってください』
「お体をお大事になさってください」の類語と敬語での言いかえ
「お体をお大事になさってください」の類語と敬語を解説していきます。
「お体をお大事になさってください」の類似表現
この言葉の類似表現には、「お体を大切になさってください」があります。
「お大事に」と「大切に」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「お体をお大事になさってください」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お体をお大事になさっていただきたく」に言いかえできます。
まとめ
このように「お体をお大事になさってください」は、相手の健康を案ずる場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
