この記事では「質疑応答に移ります」について解説をします。
「質疑応答に移ります」とは?意味
質問とそれに対する答え、質問をしてくださいそれに対して答えます、といった意味です。
「質疑応答」には、集まりなどの場での質問とそれに対する答え、またそのやりとりという意味があります。
誰かが質問をする、それに対して答えるという双方向でのやりとりをいいます。
「移り」は「移る」のことで、物事の状態や傾向が変わるという意味です。
「次の話題に移る」のような使い方をします。
この例の場合だと、話題が他のものに変わるという意味になります。
「ます」は敬意を表す語です。
「質疑応答に移ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、会議や講演会など人が集まる場所で使われます。
ある事柄について会議で話し合いをしているとします。
中心となる人物がいて、この人がある事柄の説明を主に行っています。
そして、説明がすべて終わりました。
わかりやすいように伝えたつもりですが、聞いていた人たちの中には、疑問を持った人がいるかもしれません。
仕事を進めていくにあたり、疑問点はない方がよいです。
そのため、質問を受けつけることにしました。
質問を受けたら、それに答えます。
その時間を特別に設けています。
「それでは質問を受けつける時間になりました」といったことを表したいときに「質疑応答に移ります」という表現をします。
会議で説明をしていたという状態から、質問を受けつける時間に変わっています。
物事の状態が変わっているので「移ります」という表現をしています。
丁寧な言葉遣いをしているので、目上の人に述べても失礼にはなりません。
「質疑応答」なので、質問を受けたらそれに答えます。
「質疑応答に移ります」を使った例文
・『質疑応答に移ります。質問がある方は手をあげてください』
「質疑応答に移ります」の返答や返信例
質問をしてよいので、聞きたいことがあったら尋ねてください。
いきなり発言をするのではなく、手をあげるなどして、質問があることの意思表示をします。
そして、質問をしてもよいと許可を得てから発言をします。
尋ねる事柄は、これまで話題にでていたことに関係するものが望ましいです。
講演者の趣味など、あまり関係のないことを尋ねるのは控えた方がよいでしょう。
他にも尋ねたい人がいるかもしれないので、他の人のことにも気を配ります。
まとめ
この言葉は、会議のような人が集まる場所で使われます。
話し合いをしていて、わからないことが出てくることもあります。
そういったわからないことを解決するために質疑応答の時間が設けられてます。
これから質問を受けつけるということを表す際に使われる言葉です。