「早速取り掛からせていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「早速取り掛からせていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「早速取り掛からせていただきます」という言葉について説明していきます。

「早速取り掛からせていただきます」とは?

議題に挙がった仕事などについてすぐに取り掛かるという意味で、会議であれば会議が終わったらすぐに取り掛かるということになり、可能であれば会議の時点で電話などで指示を出して取り掛かってもらうことも可能です。

持ち込み修理のケースでは「工場に届き次第早速取り掛からせていただきます」という言葉で修理をすぐにするということを伝えることができます。

リフォームやインターネットの宅内工事などでも下見をしてから「早速取り掛からせていただきます」ということを伝えることは出来ますが、飲食店での会話ではあまり使われない言葉で、タクシーなどでも使われないと言っていいでしょう。

「早速取り掛からせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は実際に取り掛かっているかが非常に重要で、取り掛かっていないと信頼を大幅に下げてしまうことになります。

本人が取り掛かってるかまでは含まれず、この言葉を使った人のチーム、組織であれば問題ありません。

「品物を確認次第早速取り掛からせていただきます」というような使い方もします。


「早速取り掛からせていただきます」を使った例文

・『パソコンが届き次第、修理に早速取り掛からせていただきます。』

修理を受け付ける際に使われる言葉でこの場合修理受付の人と修理をする人が別組織の場合もありますが、その場合でも使うことはあります。

・『配線を確認しました、それでは早速取り掛からせていただきます。』

インターネットや電話の工事で使われるケースで、この場合工事を見届けていることになることが大半です。

・『準備ができたので早速取り掛からせていただきます。』

リフォームや引っ越しなどで使われるケースです。

代表の人が伝えるということになります。

「早速取り掛からせていただきます」の類語や敬語での言いかえ

「すぐに始めます」「速やかに開始致します」「開始します」など始めるという意図が含まれていれば類語と言えるでしょう。

「早速取り掛からせていただきます」の類似表現

「作業致します」「調理致します」など工程を始める言葉が取り掛かるという部分に類似した表現です。

「早速取り掛からせていただきます」の敬語表現

早速取り掛からせていただきますの時点で敬語で、これ以上の敬語表現は一般的ではありません。

「早速取り掛からせていただきます」の返答や返信例

「よろしくおねがいします」が返答として一般的でしょう。

まとめ

「早速取り掛からせていただきます」という言葉は使える業種とそうでない業種がありますが、社内での会話では全般的に使えるものと言えます。

目上の人にも問題なく使える敬語です。