「お暑い中お越しいただきありがとうございます」という言葉はビジネスにおいてよく耳にする言葉で、分かりやすい言葉ではあるものの正しく覚えておく必要があります。
おさらいの意味を込めて、言葉の意味や使い方、言い換え表現などを簡単に説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
「お暑い中お越しいただきありがとうございます」とは?意味
「お暑い中お越しいただきありがとうございます」の「お暑い中」とは「暑い中」という言葉の丁寧語で、「気温が高く暑さを感じる気候の中」や「天気がよく暑い中」のことを意味しています。
「お越しいただきありがとうございます」とは「来てくれてありがとう」という意味で、2つを合わせると「気温が高くとても暑い中、来てくれてありがとう」という意味合いになります。
「お暑い中お越しいただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お暑い中お越しいただきありがとうございます」という言葉は「暑い中」、つまり暑い夏や6月、9月などの暑さが残る時期にお客様や取引先の人が会社を訪問してくれたり、イベント会場やセミナー会場、こちらが指定した待ち合わせ場所などに来てくれた際に感謝の気持ちを込めて使われます。
わざわざ自分の時間をさいて来てくれているということを理解して、来てもらった際には相手への対応や配慮、失礼のないように対応できるように充分注意しましょう。
「お暑い中お越しいただきありがとうございます」を使った例文
・『お暑い中お越しいただきありがとうございます。冷たいお飲み物を用意しておりますので、どうぞ中へお入りくださいませ』
・『お暑い中お越しいただきありがとうございます』
・『お暑い中お越しいただきありがとうございます』
「お暑い中お越しいただきありがとうございます」の言い換え表現
「お暑い中お越しいただきありがとうございます」という言葉の言い換え表現には「お暑い中おいでくださりありがとうございます」「お暑い中ご出席いただきありがとうございます」「猛暑の中ご参加いただきありがとうございます」などがあります。
暑さを表す「お暑い中」や「猛暑の中」に加え、「お越し」に対して「出席」「参加」「おいでくださり」など、さまざまな言葉に言い換えることができます。
「出席」や「参加」はセミナーやイベントなどに使う言葉で、会社に来てもらう際には不自然になるので「お越し」や「おいでくださり」という言葉を選ぶのが無難です。
言葉選びにも充分注意して会話に取り入れましょう。
まとめ
ここでは「お暑い中お越しいただきありがとうございます」という言葉の意味やビジネスでの使い方について、簡単に例文を用いて説明してきました。
ビジネスではさまざまな場所や行事に足を運んでもらうことが多くあります。
感謝の気持ちをしっかりと伝え、相手に失礼に当たらないように会話に取り入れていきましょう。