「より一層の注意を払う所存です」という表現法についての解説です。
「より一層の注意を払う所存です」とは?意味
上記は、表現において、細心の注意を払うところであるという意味で、印象付けにおいて事細かな注意を払うということを決意表明するための表現法です。
この表現法を生かせば、ビジネスでは、この人物はお仕事において事細かく注意を払ってお仕事を完遂させる人物であると印象付けることが可能になります。
反面に、この言葉は、相手に対して、所存であると自分の考えであると公言していますので、公言した内容が果たされぬ場合、信用を失うので、丁寧な表現ではありますが、信用を失う際にはきっちりと信用を失う言い回しでもあります。
「より一層の注意を払う所存です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
上記は、ビジネスでは丁寧な印象で、細心の注意を払うところであると約束をするために使用します。
よって、注意すべく点は、約束を守るという点が絶対事項であるという点です。
つまり、約束を守らないとこの言葉はいかに丁寧に、自分はそう考えていると周囲に公言したところで、嫌々約束を破りましたよね?と言われるとビジネスマンとしての信用は無い人であると結論付けられます。
だから、絶対にこの言葉を使用して、自分はそういった考えであると公言した場合、考えをきちんと押し通して正当性を主張せねばならないのです。
「より一層の注意を払う所存です」を使った例文
・『「部下の失敗に対して」より一層の注意を払う所存です』
・『「自分の失敗に対し」より一層の注意を払う所存です』
「より一層の注意を払う所存です」の返答や返信例
「より一層の注意を払う所存です」についての返事は、細心の注意を払うと公言をしているのですから、受け手側は、「わかりました」ととりあえず返事をして、相手の仕事を見届けます。
そして、仕事の結果、細心の注意が払われていて問題がない場合、さらに、「ご苦労様です」という形でお礼を述べるとよい方向にビジネスがまとまるでしょう。
逆に相手側が失態をした場合、辛辣に、「一層の注意を払うとは嘘だったのですか?」と相手に責任のありどころを問うてもよいでしょう。
まとめ
「より一層の注意を払う所存です」は、ビジネスにおいては、細心の注意を払うことを約束するという意味で使用します。
なので、この言葉が飛び出すということは相手は決意表明をしたと受け取り、決意表明をしたので手抜かりはないということになるわけです。
よって、手抜きをしたことを相手が見抜いた場合、この言葉は嘘であるとなるので印象が悪くなり、ビジネスマンとしての信用を失うというわけですね。
