この記事では「こちらのミスでこのようなことになり」について解説をします。
「こちらのミスでこのようなことになり」とは?意味
話し手側の失敗でこんなふうになって、という意味です。
「こちら」は、話し手に近い方向、近くにあるもの、話し手のいる場所やそちらの方向の場所、話し手自身や話し手側を指す言葉です。
この場合は話し手側の者を指しています。
「ミス」は失敗という意味です。
「このような」はこんなふうという意味です。
「この」は話し手が当面している場面や状況、「よう」はありさま、様子を意味します。
つまり、今直面している様子を指しているのです。
「なり」は実現する、ある状態に変わるという意味になります。
「こちらのミスでこのようなことになり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が失敗をして、他人に迷惑をかけたときに用います。
「こちら」は「私ども」と表現することもできます。
「私ども」は、自分や自分が属する集団、家族などをへりくだっていう語です。
「弊社」という表現を使うこともできます。
「弊社」は自分が属する会社をへりくだっていう語です。
同じ会社の人たちには「弊社」といわないので、ミスをしたことで他の会社の人たちに迷惑をかけたときにだけ「弊社」を使います。
「私ども」は同じ会社の人たちに対しても、他の会社の人たちに対しても使えます。
「ことになり」の後には、一般的には謝罪の言葉が続きます。
失敗によって相手に迷惑をかけているので謝罪をするのです。
謝罪の言葉がないと、相手の怒りはおさまらないことでしょう。
言い訳はせずにまずは謝罪をすることが、相手からの許しをもらうためには大切です。
「こちらのミスでこのようなことになり」を使った例文
・『こちらのミスでこのようなことになり、誠に申し訳ありません』
「こちらのミスでこのようなことになり」の返答や返信例
この後に謝罪の言葉が続くはずなので、許す、許さないを返答することがあります。
また、なぜこのようなことになってしまったのか、説明を求めることもあります。
損害を受けている場合は、補償を求めることもあるでしょう。
どのようなミスだったのか、そのミスによってどうなったのかなどによって、返事の内容が変わるのです。
過ぎてしまったことをどうこう言っても仕方がないので、今後同じようなことが起こらないように話し合っていくとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手側が失敗をしてしまったときに述べるものです。
失敗によって相手に迷惑をかけているので、この後には謝罪の言葉が続きます。
相手に納得してもらえるように、丁寧な言葉遣いと態度をするように気をつけてください。