「適正検査及び面接試験の結果」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「適正検査及び面接試験の結果」とは?
「適正検査及び面接試験の結果」は、採用試験の結果を伝達するような場面で使用できる言葉です。
「適性検査」とは、知力や一般常識を測定するような筆記試験を示します。
しかし、特殊な職業の場合は、そのような筆記試験だけでなく、技能や身体能力などを含む事もあります。
いずれにしても、特定の仕事に適しているかを確かめるのが「適正試験」なのです。
また、「面接試験」は直接対面で質疑応答を実施するものです。
これは、相手のコミュニケーション能力や、人格などを確かめるために行います。
限られた時間の中で、相手の仕事への適切を見極めるのです。
そして、これらの二つの試験を踏まえた結果の合否を伝達するような場面で「適正検査及び面接試験の結果」という言葉を使用できるのです。
「適正検査及び面接試験の結果」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「適正検査及び面接試験の結果」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが中途採用を担当していたとします。
今回は、二つの試験を通じて、不採用との判断になったのです。
このような場合には、「適正検査及び面接試験の結果、今回は採用を見送ることにいたしました」と述べるとよいでしょう。
これにより、二つの試験の結果不採用となったことを、相手に的確に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「適正検査」の使い方に注意しましょう。
これは「適性検査」のほうが正しい表記になります。
「適正」とは、「適正価格」などに使用されることばです。
そのため、「適した性質」を意味する「適性」を使用して「適性検査」とするのが正しい使い方になるのです。
「適正検査及び面接試験の結果」を使った例文
「適正検査及び面接試験の結果」を使った例文を挙げます。
例文として挙げていますが、「適正検査」は「適性検査」と言い換えて使用するとよいでしょう。
・『適正検査及び面接試験の結果、合格となりました』
・『適正検査及び面接試験の結果、不採用といたしました』
・『適正検査及び面接試験の結果、今回は採用を見送ることにいたしました』
「適正検査及び面接試験の結果」の類語と敬語での言いかえ
それでは「適正検査及び面接試験の結果」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「適正検査及び面接試験の結果」の類似表現
「適正検査及び面接試験の結果」の類似表現には、「適性検査及び面接試験の結果」があります。
「適正」と「適性」は類似の言葉ですが、意味の違う言葉です。
注意して使い分けるようにするとよいでしょう。
「適正検査及び面接試験の結果」の敬語表現
「適正検査及び面接試験の結果」を単独で敬語にすることはありません。
これを敬語にする場合、組み合わせる言葉で実現する必要があります。
たとえば、「適正検査及び面接試験の結果、不採用といたしました」とすれば、謙譲語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「適正検査及び面接試験の結果」は、採用試験の結果を伝達するような場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。