この記事では「新規取引のお申し出をいただきまして」について解説をします。
「新規取引のお申し出をいただきまして」とは?意味
新しい取引をすると言ってくれて、といった意味です。
「取引」は、商人と商人、または商品と客との間で行われるやり取りを意味します。
「新規」なので、新しい取引のことで、これまでの継続という意味ではありません。
「お申し出」は、意見や希望などを自分からいうことを、相手を敬う表現にしています。
「お」をつけて、相手を敬っています。
「いただき」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「もらう」には、自分のものとする、手に入れるという意味があります。
「新規取引のお申し出をいただきまして」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、新しく取引をしたいと自ら言ってくれた人に対して述べるものです。
「いただく」は「もらう」の謙譲語です。
そのため、「お申し出をいただきまして」は「申し出をもらって」という意味になります。
「いただく」は、主に話し手がお願いをして何かをしてもらうときに使用をします。
しかし、この場合は話し手側からお願いをして新規取引をするのではなく、相手が自ら新規取引をしたいと言ってきています。
また、話し手にとって恩恵になることを他人から受けているときにも「いただく」が用いられます。
「まして」の後にはお礼の言葉が続くことが一般的です。
新しい取引をしてくれるのは、話し手側にとってはうれしいことです。
取引ができないときには「~まして」という表現はしません。
断るときには「~いただきましたのに」のような表現をします。
「新規取引のお申し出をいただきまして」を使った例文
・『新規取引のお申し出をいただきまして、ありがとうございます』
「新規取引のお申し出をいただきまして」の返答や返信例
この後に、取引の内容を具体的に話していくことになります。
どういった内容の取り引きなのかをお互いに話し合ってください。
話し合いの中でわからないところがあったなら、その場で解決をするようにします。
わからないままにしてしまうと、「こんなはずではなかった」ということになりかねません。
些細なことでも、その場で尋ねるようにしましょう。
契約をする場合には、その内容をよく確かめてください。
小さな文字で契約内容が記載されていると読むのが面倒に感じますが、大切なことなので確認をします。
まとめ
この言葉は、新しく取引を申し出てくれた人に対して述べるものです。
新しく取引ができることは、ありがたくうれしいことです。
そのため、この後にはお礼の言葉が続きます。
取引をしてくれる相手と今後よい関係を築けるようにしていきましょう。