「ご注文ありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご注文ありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

ビジネス用語の「ご注文ありがとうございます」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。

「ご注文ありがとうございます」とは?意味

「ご注文ありがとうございます」とは、「注文してくれてありがとう」という意味で使われるビジネス表現です。

「ご注文ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

種類や数など内容を細かく指定して物品の購入や製造を依頼することを「注文」といいます。

一般的には購入することを前提に品物を用意してもらうという意味で使われることが多く、ビジネス用語としては対価と引き換えに品物を引き渡す購入の前段階の意味で使われています。

注文した品物は基本的に購入することが前提であり特別な場合を除き注文しておいてキャンセルすることは不可能です。

注文される側からすると注文が入った段階で売り上げはほぼ確定となる嬉しい出来事です。

販売業務において注文は経営の生命線であり、どんなに素晴らしい品物を扱っていても注文が入らなければ売り上げにはつながりません。

事業者にとっては注文が入れば入るほど経営は上向くので注文してくれた顧客に対してはありがたい感謝の気持ちを抱きます。

注文してくれた顧客に対し感謝の気持ちを伝えるために用いる表現が「ご注文ありがとうございます」です。

飲食店などでは客が注文したことを確かに承知したと確認する意味合いでも使われています。

客の注文に対して店員が「ご注文ありがとうございます」と返答したら確かに注文が通っていることを意味します。

ビジネスの現場では注文してくれた相手に直接返すだけでなくお礼状などでも用いられる言葉です。

こちらも注文内容を確認するやり取りで用いられ、注文内容の確認や正式な契約手続きなどの前置きとして使われます。


「ご注文ありがとうございます」を使った例文

・『沢山のご注文ありがとうございます』
・『ご注文ありがとうございます、ご注文内容を確認いたします』
・『ご注文ありがとうございます、ご用意に少々お時間を頂戴しますがよろしいでしょうか』

「ご注文ありがとうございます」の類語や敬語での言いかえ

よく使われる表現ですがいろいろな言い換えも可能です。

「ご注文ありがとうございます」の類似表現

・お買い上げありがとうございます
注文段階ではなく購入してくれたときにはこのような表現を使います。

「ご注文ありがとうございます」の敬語表現

・ご注文いただき誠にありがとうございます
誠に、を加えてさらに丁寧な言い方にすると敬意が高まります。

「ご注文ありがとうございます」の返答や返信例

・よろしくお願いします
すでに注文が通っているので細かい要求を出す必要はありません。

よろしくお願いしてあとは相手に任せましょう。

まとめ

「ご注文ありがとうございます」はビジネス表現としてはありふれた言葉です。

注文のやり取りでは必ず登場する表現なので使い方と意味を知っておきましょう。