この記事では「お水はいくつお持ちいたしましょうか」について解説をします。
「お水はいくつお持ちいたしましょうか」とは?意味
水の入ったコップが何個必要かという意味です。
「お水」は「水」に「お」をつけて丁寧に表現したものです。
名詞に「お」をつけることで丁寧な表現になります。
「いくつ」は、不特定の個数を表すときに用いる語です。
「お持ち」は、持ってくることを相手を敬う表現にしています。
「持ち」は「持つ」の連用形です。
動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「いたします」を添えた形で、謙譲の意を表し、その行為の及ぶ相手に対して敬意を表します。
つまり、持ってくるのは話し手です。
「いたしましょうか」は、そうしようかと問いかける意です。
「お水はいくつお持ちいたしましょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、主にお客さまに対して述べるものです。
飲食店のことで説明をします。
飲食店に4人のお客さまがやってきました。
この人たちはグループです。
店員はお客さまを席に案内しました。
多くの店では、お客さまに対して無料で水を出しており、この店でも無料で水を出しています。
セルフサービスではありません。
席についたことを確認したので水を持ってこようと店員は思っています。
その際に、いくつ必要かを尋ねるためにこのような言葉を用います。
しかし、人数を数えればいくつ必要なのかわかるので、わざわざ確認する必要はありません。
相手を気遣う意味で尋ねたくもなりますが、4人いるなら4つの水を持ってくるのが一般的です。
数えればわかるようなときには、わざわざ問いかけません。
何人いるのかわからない、いくつ必要なのかわからないといたっときに、このような言葉を用います。
「お水はいくつお持ちいたしましょうか」を使った例文
・『お水は必要ですか。お水はいくつお持ちいたしましょうか』
「お水はいくつお持ちいたしましょうか」の返答や返信例
水が必要な場合は、必要な個数を答えます。
飲食店の場合は、あまりにも多くの数を頼むと迷惑になるので、配慮をしましょう。
必要ない場合は「大丈夫です」「結構です」「足りています」など、持ってこなくてよいことを伝えます。
「要りません」というと相手を突き放している印象を与えてしまうので、伝え方に配慮が必要です。
好意で述べてくれているので、相手に配慮をすることが望ましいです。
「ありがとうございます」など一言添えると、相手を気遣っていることが伝わります。
まとめ
この言葉は、相手が必要とする水の数を尋ねるときに用います。
尋ねなくてもわかるときには、わざわざ問いかける必要はありません。
わからないときにだけ、こういった言葉を用います。