「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」とは?
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」は、「忙しい日々を過ごしていると思うが」という内容を、敬語で丁寧に表現した言葉です。
「お忙しい日々」は、「忙しい日々」に接頭語の「お」を付けたものです。
このようにするだけで、丁寧な言葉に変更できるのです。
また「過ごす」を「お過ごし」にすると尊敬語の言葉になります。
また、「存じます」は「思います」を意味する謙譲語です。
ここでは、語尾に丁寧語の「ます」を変形させた「ますが」を付与しているのです。
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」を使用する場合は、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが昔の上司にメールすることにしたとします。
そして、その上司の現在の状況は、とても多忙である事が想像できたのでした。
このような場合には、「今も、お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の忙しい状況に配慮を示す言葉を表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「存じます」の使い方に注意を払うとよいでしょう。
これは文章などで文字として使用する分には問題のないものと言えます。
しかし、会話などで使用する事は、一般的ではないのです。
日常会話などで使用すると、少し違和感のある表現になってしまう事でしょう。
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」を使った例文
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、言葉を少し加えてアレンジする事も可能です。
・『お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが』
・『今も変わらず、お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが』
・『昔と変わらず、お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが』
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」の類語と敬語での言いかえ
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」の類語と敬語を解説していきます。
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」の類似表現
この言葉の類似表現には、「お忙しい日々を過ごされていることと存じますが」があります。
「お過ごしの」と「過ごされている」は、同じような意味で使用できる言葉だと言えるのです。
「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」の敬語表現
この言葉を、別な形で敬語表現にするとどうでしょうか。
たとえば、「お忙しい日々をお過ごしのことと存じ上げますが」に言いかえ可能です。
まとめ
このように「お忙しい日々をお過ごしのことと存じますが」は、相手の忙しさに配慮を表す言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。
