「30分ほどお待ちいただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「30分ほどお待ちいただきます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「30分ほどお待ちいただきます」について解説をします。

「30分ほどお待ちいただきます」とは?意味

30分くらい待ってもらいますという意味です。

何かが来たり、物事を行ったりするまで、30分ほど時間を過ごしてもらうことを表しています。

「ほど」は、おおよそという意味です。

はっきりと「この数値です」と示すのではなく、広がりを持った範囲を指すものです。

「お待ち」は、待つことを相手を敬った表現にしています。

「待つ」は、何かが来たり、物事を行ったりするまで、時間を過ごすことをいいます。

「お」は動詞の連用形につけて、その下に「いただく」を添えた形で、相手に何かをしてもらうことをへりくだって言う意になります。

「ます」は敬意を表す語です。

「30分ほどお待ちいただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、相手に待ってもらうときに用います。

30分ほどなので、待つ時間はおおよそ30分です。

きっちり30分ではなく、25分かもしれないし、35分かもしれません。

「ほど」でおおよその時間を表しています。

「いただく」「もらう」の謙譲語です。

「お」をともなう動詞の連用形について、話し手や動作の受け手にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。

つまり、話し手からすると、私があなたに待ってもらうことで恩恵を受ける、という意味合いになるのです。

相手にその行為をして欲しいときには、「ください」で表現することもあります。

「お待ちください」とすると、待つことを相手に求める意になります。

「ください」とすると、上から目線のように感じられることもあります。

他には「お待ちいただけますか」と疑問の形にする表現もあります。

疑問の形にすると穏やかな印象になります。


「30分ほどお待ちいただきます」を使った例文

・『○○が始まるまで30分ほどお待ちいただきます』

「30分ほどお待ちいただきます」の返答や返信例

今すぐに何かが来たり、何かが行われたりするわけではなく、しばらく待っている必要があります。

時間がかかるようなので待っていましょう。

この場合は「わかりました」という意の返事をします。

待つことが嫌かもしれませんが、待たなければ何かが来たり、何かが行われたりはしません。

待つのが嫌だと言っても、すぐに何かが行われたりすることは期待できないです。

おとなしく待っているしかありません。

まとめ

この言葉は、相手に待っていた欲しいときに用います。

何かを行うために時間がかかるため、それまで時間を過ごしてもらわなければならないことがあるはずです。

そういったときに、この言葉が用いられます。