「忘れないように」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「忘れないように」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「忘れないように」について解説をします。

「忘れないように」とは?意味

思い出せなくならないように、という意味です。

「忘れない」「忘れる」「ない」で打ち消しています。

「忘れる」は、ある事柄に意識を集中していたためにうっかり気がつかずにいる、覚えていた事柄を思い出せなくなるという意味です。

「よう」は話し手の意志・決意の意を表します。

「忘れないように」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、思い出すように注意を促したり、自分が思い出せなくならないように意識をしたりするときに用います。

たとえば、セミナーに持ってきて欲しいものを伝えたとします。

このものがないと困るので、必ず持ってきて欲しいです。

そのときに、「必ず持ってくるように」という意味を込めて、この言葉を伝えます。

「忘れないように」という言い方は、相手を下に見ているように感じられることがあります。

敬語ではないので、目上の人に対して述べるには適切ではありません。

丁寧にすると「忘れないようにお願いします」となります。

自分が思い出せなくならないように意識をする場面では、「忘れないようにします」「忘れないようにしなくちゃ」のような使い方をします。

後者は独り言でいうこともあります。

そのものを意識するためには、メモをしておくとよいでしょう。

メモを目につきやすい場所に貼っておくと忘れにくくなります。

メモをカバンやお財布などの中にしまうと、メモを見ることを忘れてしまうことがあるので気をつけてください。


「忘れないように」を使った例文

・『忘れないようにしてください』

「忘れないように」の返答や返信例

あるものを思い出せなくならないように注意を受けたならば、そのことを意識しておき、思い出せなくならないように気をつけてください。

この言葉に対しては「気をつけます」の意を伝えるとよいでしょう。

メモをしておいたり、ある事柄に必要な持ち物ならば早めに準備をしておいたりすると、忘れにくくなります。

どうしても忘れてしまいそうならば、何度か注意をしてもらえるようにお願いをしておくとよいでしょう。

「忘れないように」と何度もいわれていれば、その事柄を忘れにくくなるかもしれません。

まとめ

この言葉は、思い出せなくならないように気をつけて欲しいときや、自分が気をつけるときに用いるものです。

そのことが記憶から抜けてしまうと困った事態になる場合があるので気をつけましょう。