「自身の力量」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「自身の力量」とは?
「自身の力量」は、「自分が持っている力の量」を意味する言葉です。
「自身」とは、「自分の身」を熟語で表現した単語です。
「自」は訓読みで「自ら」と書いて「みずから」と読みます。
これは、自分や自分達を示すために使用される言葉なのです。
これに対して「他人」や「他者」という言葉がありますが、「他身」という表現はしませんので注意しましょう。
なお、「力量」は文字通りの意味を持ちます。
つまり「力」の「量」のことを、「力量」と呼ぶのです。
ここでは「自身の力量」とすることで、「自分が持っている力の量」の事を、熟語を駆使して言い表しているのです。
「自身の力量」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「自身の力量」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの後輩が会社を辞めると言い出したとします。
会社を辞めて自分で起業するとの事でした。
しかし、その部下の能力は低く、とても独立してやっていけるようなレベルではなかったのです。
このような場合には、「もう少し、自身の力量を考えるべきです」と述べるとよいでしょう。
これにより、自分が持っている力の量の事を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「自身」の使い方に注意しましょう。
これは、誤変換の多い単語と言えます。
「自信」や「地震」など、同音異義語が存在しているのです。
意図した意味の漢字になっているかに、注意しながら使用するとよいでしょう。
「自身の力量」を使った例文
「自身の力量」を使った例文を挙げます。
例文のように、「力量」をどうするのかを続けて述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『自身の力量を把握しておりません』
・『自身の力量が分からなくなってきました』
・『自身の力量をわきまえたほうがよいでしょう』
「自身の力量」の類語と敬語での言いかえ
「自身の力量」の類語と敬語を解説していきます。
「自身の力量」の類似表現
「自身の力量」の類似表現には、「自分自身の力量」があります。
「自身」と「自分自身」は、同じような意味で使用できる類似の言葉だと言えるのです。
「自身の力量」の敬語表現
「自身の力量」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご自身の力量」に言いかえできます。
まとめ
このように「自身の力量」は、「自分が持っている力の量」の意味で使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。